Small Things

感じたこと、考えたこと

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2019年に読んだ小説ベスト10

今年は小説を読むと決めた年だった。 島田荘司の占星術殺人事件を読んで以来、本格ミステリを読み続けて新本格ミステリへと移っていった80年代後半から90年代。本当にミステリばかり読んでいた。その後、会社でそれなりの立場になっていくと、小説を読むのは…

川端康成を紙の新潮文庫で読むか電子書籍で読むか

川端康成を読んでいる。 川端康成を読む 急に読み始めた理由は、今まであまりにも日本文学を読んでこなかったことに対して自責の念に駆られたことと、歳を重ねるにつれ「本」そのものが読めなくなる状況が突然やってくるかもしれない、という焦燥に駆られた…

モンブランを踏襲するのか、モンブランから脱却するのか

モンブランが好き、ということになっているようだ。 たまにはイチゴのショートケーキも食べたいのだけど、なぜかモンブランが好きということになっているため、ケーキを食べるときはモンブランである。どちらかというとイチゴのショートケーキの方が好きだと…

ジャズCD ベスト・セレクションを読みCDを1枚1枚やっつけていく

油井正一さんの「ジャズCD(新潮文庫)」という本が届いた。 また懲りずにジャズ本であり、またディスクガイド本であり、中古本であり、絶版本である。今回はAmazonマーケットプレイスで注文して送料込みで351円。メルカリでは定価以上での取引が多い文庫本…

京都のほうじ茶、その上品な香りと香ばしい味:柳桜園茶舗と一保堂茶舗

セブンのコーヒー 最近セブンイレブンのコーヒーばかり飲んでいる。特にキリマンジャロが発売されて以来、朝も昼もずっとキリマンジャロである。ただキリマンジャロの深煎り焙煎のコクとヘビーさが、3杯目以降は少々つらくなる。なんだか急にコーヒーとの距…

2019年買ってよかったもの

「今週のお題」の「買ってよかったもの」は終わってしまったようだが、そもそも今年買ってよかったものがあまり思いつかない。かなり地味な一年だったのかもしれない。 2019年はまず読書の一年だった。それも新刊の単行本を買っては読み、買っては読み、振り…

50年前のSFベスト20をハヤカワ海外SF小説の電子書籍セールで買う

50年前のSFベスト20 以前「本の雑誌」の堀井憲一朗さんのコラムの中で「50年前のSFベスト20」というランキングが掲載されていた。50年前ってなんだか相当昔のような気もするが、1970年代って考えると最近のような、昔のような、結構親しみやすい年代という感…

忘年会を楽しく過ごすコツ

今年はなぜかクリスマス・ウィークに忘年会が4日連続と重なった。出来ればもう少し早いほうがいいのだけど、こればっかりは参加者の都合もあるため仕方がない。今回初めて行く店が2店、行ったことのある店が2店で、特に初めて訪問する店が楽しみだ。忘年会は…

ジャズの本を買ってジャズを聴く、そしてまたジャズの本を買う

またジャズの本を買った。 ジャズがものすごく好きでもなく、またジャズに詳しいわけでもないのだけど、ジャズの本を中古本・古書で探してきて読むのが好きなのだ。そのジャズの本を読みながら解説してある様々なジャズのアルバムから一枚づつ聴いていく。で…

スピーチでは笑いをどこかに入れたくなる

スピーチで笑いを入れるかどうかいつも悩む。 ここで言うスピーチとは、披露宴の主賓スピーチ、立食パーティや懇親会での乾杯や締めのあいさつ、そして普段の飲み会での乾杯、締めのように、いろいろなお酒の場があり、そこではほぼあいさつやスピーチがある…

金曜日までに土日の予定を緻密に埋めていく~「時間術大全」の時間ワザを休日の予定に応用する

また金曜日がやってきた。いや、待っていれば来るのだけど、今週も待ちわびた金曜日だ。もちろん月曜日や火曜日時点では金曜日のことなんて考えない。週の始めから金曜日の事を考えてしまうと、金曜日が調子にのるし、一週間金曜日の事ばかり考え続けながら…

揚げもの・フライの温め直し方

フライを買ってきた。 この日は串カツとメンチを買った。 何故フライを買うかというと、晩酌で最初の缶ビールを飲む時用に買ってくるのである。缶ビールをスパっとあけて、グラスに注いで、ゴクゴクゴク、プハーー、としてから、フライをつまみ、そしてまた…

大阪でお昼に食べたサバの塩焼き定食の優しい味

大阪で昼飯を食べた。 すでに12時半過ぎだったので少し不安だったが、よくランチに行く一軒飲み屋の小さな居酒屋へと向かった。その居酒屋におけるランチのシステムは、カウンターに並んでいるメインのおかずを指定してから席で待つタイプ。ただ普通に食欲が…

JAZZ入門の古本を買ってJAZZを聴いて挫折する

ジャズのディスクガイドや入門書の中古本を見つけると、なんとなく買ってしまう。ただ何度ジャズ本を買っても、その後ジャズを継続して聴き続けたことが無い。何度も挫折しているのだ。 もう何十年にも渡ってジャズのディスクガイドや入門書を買う→本に紹介…

麦とホップはビールを超え、麦とホップというジャンルになった

麦とホップはビールを超えている。 晩酌の時は最初に缶ビールを350mlだけ飲む。2本めに行くこともなく、500mlのロング缶を飲むこともない。だから最初の一杯に集中したい。ゴクゴクっと飲んでプハーーとしたい。 では何を飲むか、これが問題である。居酒屋で…

一丁380円の豆腐で湯豆腐をつくったら予想の斜め上を行く実力だった

一丁380円の豆腐で湯豆腐をつくった。 一丁が380円である。3つや4つで380円ではなく、あくまでたったの1つ、一丁の豆腐が380円なのである。もちろん税抜である。この高額な豆腐を食べている人がいると思うと信じられないが、その380円の豆腐を買ってきてしま…

食パンは厚切りであればあるほど気持ちがたかぶってくる

今日の朝はトーストを食べた。 食パンはダイエット、糖質制限、グルテンフリーにおいてよくないとされており、正直最大級の敵という事になっている。ここまでダメ出しされるパンという存在をパン本人はどう思っているのだろうか。「いやいや、私のせいではな…

金曜日に対して無防備に向き合いたい

やっと一週間が終わった。 今年から12月は祝日が無いため、年末まで週5日間働く事になる。それって当たり前と言えば当たり前なのだけど、一週間働いて土日休んで、また月曜日を自然と迎えることになる。そしてまた金曜日が来ると、やっと金曜日だ、という感…

中古本高騰「いますぐ書け、の文章法」堀井憲一朗(ちくま新書)を何度も何度も読み返す

何度も何度も読み返している本がある。 それは堀井憲一郎著「いますぐ書け、の文章法 (ちくま新書)」という新書だが、Amazonのマーケットプレイスで現在5000~9800円という高値で揺れ動いている。異常である。電子化がされていない事もあり、今読むには図書…

今日も湯豆腐に一味唐辛子をぱらりと振り辛子をぺたりと塗る

毎日湯豆腐を一丁。 湯豆腐一丁に辛子をぺたりと塗って、刻み葱と鰹節と海苔を山盛りにのせ、醤油で食べる美味しさは格別と実感。 small-things.hatenablog.com 上の記事の中で次のテーマとなっていたのが一味唐辛子をかける湯豆腐。そして「天かす」と「す…

温豆腐一丁、辛子を塗って葱・鰹節

湯豆腐一丁に辛子を塗る。そしてネギとかつお節をかけて食べてみた。この旨さ! 日本三大居酒屋湯豆腐 居酒屋巡りで有名な太田和彦さんが日本三大居酒屋湯豆腐を選定しており、横須賀「銀次」、盛岡「とらや」、伊勢「一月家(いちげつや)」となっていたが…

洋食居酒屋akichiで至福の絶品ハンバーグ

浦和の洋食居酒屋 akichiに行ってきた。 2014年3月に浦和駅北口からすぐの高架下にオープンして以来、ずっと通い続けている洋食居酒屋akichi(アキチ)。居酒屋という名を冠しているように、洋食の居酒屋でありビストロという名を付けなかったコンセプトに惚…

京都に行くと必ず訪れる「赤垣屋」という居酒屋の存在

京都川端通り二条の「赤垣屋」 鴨川沿いにたたずむとても歴史ある居酒屋である。お店自体は戦前からあるようで、昭和24年からこの場所で営業しており既に70年。まさに京都を代表する居酒屋だ。 開店は17時なので、開店前から皆列を作る。夏は暑く、冬は寒い…

プレイリストの時代にロックの名盤を聴く

名盤を聴いている。 名盤とはレコードやCDにおける大ヒット盤、有名盤、もしくは決定盤とされるものだ。60年代や70年代の名盤は、なんとなく聴いた気になっている事が多い。リアルタイムで聴いてきたアルバムも、ある1曲だけは今でも印象に残っているが、そ…

ビジホにてブラックニッカで飲みなおす

ビジネスホテルで飲みなおす、という酒飲みが考える思考がある。 外で酒を飲んでいたのに、ホテルの部屋でまた飲むのである。コーヒーではなく、酒を。 必ずホテル近くのコンビニに寄り、いろいろと買ってしまう。敢えてブラックニッカ クリアの小瓶と炭酸を…

居酒屋ではいつも豆腐と唐揚げを注文する

居酒屋での豆腐 居酒屋で酒を飲む時にいつも同じ料理を注文する。その代表格が豆腐である。今の時期、冬だとやっぱり湯豆腐になるが、出来れば夏でも湯豆腐がいい。一年通して必ずある冷や奴も定番。できれば冷や奴から湯豆腐の流れも魅力あるが、なんとなく…

毎日慎重に行動する生き方

常にリスクを考えてしまう 歳をとるにつれて毎日慎重に行動しながら生活するようになった。リスクの発生を少なくするよう、考えながら行動に移していくのはとても疲れる。ただこればっかりは仕方が無いとも思っている。今日も電車のホームで思いっきりぶつか…

実物を見ないでジブン手帳を買った後に使い方を考える

来年の手帳を買おうと思った。 2020年の手帳である。今時手帳なんているのか、という問いもあるが、手書きでスケジュールやメモを書くことで、ほんの少しかもしれないが、考える時間が生まれる。書きながら考える。書いてから考える。 普段のメモはニーモシ…

ミステリが読みたい!2020年版ベスト・ランキング国内篇から今年を振り返る

ミステリーベスト10の季節 ミステリマガジンの2020年1月号が発売され、いよいよ2019年のミステリ・ベスト・ランキングが各誌発表される季節になった。2019年はミステリとエンタメ小説を主に読み、もうビジネス書、経済書よりは小説をじっくり読もうと思った…

チキンカツの誘惑から逃れられない

チキンカツという文字をメニューに見つけると嬉しい。 「おっ」となる。「おっ、あるな」って思う。そして「どれくらい大きいのか」と思う。そして「今日はチキンカツだな」となる。この連鎖がとても心地よい。 チキンカツの魅力 チキンカツは居酒屋より定食…