Small Things

感じたこと、考えたこと

読書

毎日ブックオフに行く

毎日ブックオフに寄っている。 出社している時は、昼休みに会社近くのブックオフに行く。 休みの時は、家の近くのブックオフに行く。たまに電車に乗って違う店舗にも行く。 何を買うわけではないのだけど、毎日行くことでたまに、おっ!という本に出会える。…

ブックオフで110円と220円の本が混在する棚の存在

突然ブックオフの110円コーナーに220円までの本が押し寄せてきた。 なんということだろう。これは正直困る。 基本的にブックオフには110円の本を探しに行く。220円の本は買うことは無いのだ。 ぶらっと立ち寄って110円の棚を眺めて、おっ!という本があれば…

本を読むのは移動時間しかない

電車の中で小説を読む。 本を読むのは移動時間が多い。その次は風呂。その次がトイレで、あとは何かの待ち時間。 普通に家でのんびりしている時にソファに座って本を読むことはなかなかない。 時間がある時でも、家ではなかなかできない。 それは本を読むこ…

新刊本はメルカリで買う

今日も小説を読む。 小説というのは、数日間じっくりと本と向き合わないといけないので、かなり面倒な行為だと思う。 でも、やっぱり小説を読むことは楽しいし、面白い。 小説を読んでいる時は集中できるし、没頭できて、その世界に没入できる。 昨年は、初…

水島かおり著「帰ってきたお父ちゃん」を読む

壮絶な小説だった。 おそらく、この家族小説を読んだ人の感想は、皆「壮絶な」「強烈な」「すさまじい」「恐るべき」「パンクな」という言葉を使って表現するのではないだろうか。 いや、なかなか凄いものを読んだ、という感想が真っ先に出てくる。 この「帰…

本を読むためにグリーン車に乗り、終点で餃子を食べ、アナログレコードを買って帰ってきた休日

本を読もうと思って電車に乗った。 ある平日の休みの朝、このまま家で過ごそうか、映画にでも行こうかと考えていた。天気もいいので、まずは一人で電車に乗って、本を読んで、終点で何か食べて帰ってこようと急に思い立った。 一番の目的は本を読むことなの…

スペイン警察・特殊分析班シリーズ第一弾「花嫁殺し」カルメン・モラを読む

いや、いや、凄い。傑作であり名翻訳だと思う。 花嫁殺し (ハーパーBOOKS) 作者:カルメン モラ ハーパーコリンズ・ジャパン Amazon スペインの警察小説。スペイン語からの直訳である。スペイン・マドリードの情景も十分味わうことができ、翻訳ミステリーの読…

Kindle Unlimited アンリミという無上の悦楽

アンリミが面白くて楽しい。 Kindle Unlimitedは登録したり解約したりを続けていたが、ちょうどキャンペーン中とのことで再度利用することにした。「2ヶ月99円」のキャンペーンとのことで、解約経験ありでも利用することができた。 Kindle Unlimited(アンリ…

本は読んでも読んでもすぐ忘れていく

本は読み終わったら、なぜすぐに忘れるのだろう。 読んだ本のタイトルは大体覚えている。読んだ本か、読んでない本かも分かる。でも読み終わった本の内容となると忘れる。 たまに本を読んでいる時に少しページを戻ったりすると、えっこんな文章あったっけ、…

柚月裕子さんと柚木麻子さんは別人である

何年にも渡って間違って認識していた、ということがある。 最近では、柚月裕子(ゆづき ゆうこ)さんと柚木麻子(ゆずき あさこ)さんをたいへん失礼ながらも同じ作家さんだと思っていた。 それもつい最近までずっとである。お二人の著作をそれぞれ読んでい…

雨の日に持っていく本

雨の日は「どの本を持っていこうか」と悩む。 本は濡れたらその生涯を終える。そんな気がしている。紙の本が濡れてしまったら、そのウォーターダメージを一生背負って生きていかねばならないのである。 紙の本においてはウォーターダメージは直らない、ゆが…

駅のホームで本を読む人

駅のホームで3人ぐらいが本を読んでいた。 会社帰りの乗り換え駅のことである。最近エスカレーターの位置と乗車口の関係でホームを比較的長く歩く。車両5,6両分ぐらいの距離を歩いたりする。 その時は電車の遅れもあって、ホームにはかなりの人が電車を待っ…

家の中で立って本を読む人

読書は本を読むための時間を確保する必要がある。 よく隙間時間に本を読むと言うが、隙間時間とは「あいた時間」「ひまな時間」のことであり、もちろんその時に本を読むこともあるのだけど、意外とスマホパワーに押されがちである。 よって本を読むのであれ…

面白かった?と聞かれて何と答えるか、宇佐見りん「推し、燃ゆ」

宇佐見りん著「推し、燃ゆ」を読んだ。 読む前に娘と「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」で始まるみたいよ、と少し話していた。娘も「推し」がいるようなので、多少の興味はあるようだった。 「推し、燃ゆ」の主人公に対しては共感する箇所を無理やり探…

一冊の小説にできるだけ時間をかけてゆっくりと読む

先月読了した小説は3冊。 少ないなと思う。でも小説を速く読むことが、いつの間にかできなくなった。 平野啓一郎「本の読み方 スロー・リーディングの実践」を読んでからは、もうスローリーディングが当たり前になってしまった感じがする。 読書を楽しむ秘訣…

本を読むときに聴く音楽はアンビエント、チルアウト、エレクトロニカ

本を読むときに音楽は必要だろうか。 電車のガタンゴトン、そして自然音であれば特に問題ない。 最近よくコメダ珈琲へ行く。コメダで流れるBGMは作業や読書の妨げにならないのでこれも問題ない。逆に心地いい。 ただ、おしゃべりが盛んな人たちのそばに座っ…

ラジオを聴きながら小説を読むことはできない

ラジオを聴くようになった。 TBSラジオを聴いている。FM90.5MHzのワイドFMで聴くことができるため、リアルタイムで聴くときはradikoではなくラジオで聴く。とは言っても普段は朝夕の通勤時間帯と、帰宅してから夜の時間帯に放送されている番組を聴いている。…

世界の十大小説と今後どのように向き合っていくかを平日の休みに悶絶しながら考える

メイヴィルの「白鯨」を読み始める。もちろん読み終えてはいない。読み始めて悶絶しているだけである。 白鯨(モウビー・ディック)という小説 「白鯨」とはアメリカの小説家、ハーマン・メルヴィルの長編小説である。初出は1851年、つまり170年前の小説であ…

緊急事態宣言下に冬の夏休みを過ごす

現在夏休み中である。 冬に夏休みを取るというのは、単に遅い連続した休みなのだけど、2021年2月緊急事態宣言下で1週間の連休である。いつものように沖縄に行くことが出来ず、台湾にもいつ行けるのか分からない。でも休みなのだ。 緊急事態宣言下の冬の夏休…

日焼けした古本のポケミスをマイペースで読み続ける

紙の本ばかり読んでいる。 電子書籍ではなく紙の本である。あんなにKindleの電子書籍を買ってきたのに、あんなにKindleセールを楽しみにしてたのに、今は紙の本しか読んでいない。さよなら電子書籍。 紙の本を古本で買う 基本的に今は古書・古本・中古本を買…

ブックオフで100円で買った本をブックオフで売る

紙の本はどこかで処分しなければならない。 本を処分する時 買った本をずっと手元においておける家があればいいのだけど、本棚という物理的なスペースに収納するとなると、どうしても限界がある。よって最終的に紙の本は売ることになってしまう。 特に小説を…

読むはずのない本を選んでいる時間が好きだ

旅行に行くとき、持っていく本を選ぶ。 日帰りと1泊とでは持っていく本の冊数がまず違うし、どこに行くかによって本のジャンルも変わってくる。でも必ず紀行文や旅行記のような旅に関連する本は持っていく傾向にある。 村上春樹や沢木耕太郎の本を選ぶ時もあ…

小泉今日子書評集ーその本が読みたくなる書評97本

ブックオフに行って「おっ」と思った。 本当は紙の本はもう増やしたくないのだけどブックオフには行ってしまう。どうしても行きたい気持ちがまさってしまう。行く前から今日は1冊だけだぞ、もし買うとしても1冊だけだからな、と自分に言い聞かせながらブッ…

手指消毒をして古本を眺めてたまに買う

久しぶりにブックオフへ行った。 緊急事態宣言が発出されて以来、臨時休業中だったブックオフ。そろそろ再開しているかなと思い、特に確認もせずにフラっと行ってみたらリニューアルして営業中だった。 店内には人もそれなりにいて、密ではないのだけど、棚…

雨の日の本屋と文學界とミックス・テープ

雨が降ると家にまっすぐ帰りたくなる。 でも本屋には毎日寄りたい。ただ雨の日に本を買うという発想にはならない。紙の本は水が天敵であり、濡れた瞬間もう元には戻らない。 本にカバーをしてもらって、且つ袋に入れてもらえば、小さい折り畳み傘であっても…

週刊アスキーとTV Bros.とキング・サニー・アデ

毎朝改札を通り、ホームへと向かう階段を降りる。 階段を降りたところにKIOSKがある。開店準備で店員さんが新聞を刺し始めている。朝の6時台なのにホームには人がそれなりにいる。開店準備の合間に日経新聞を買い求める人が多い。SUICAが使えるようになって…

東野圭吾の小説が7作品だけ電子書籍化されて考えたこと

東野圭吾氏の電子書籍が特別解禁された。2020年4月24日から配信されていたようである。まったく知らなかった。 初の電子書籍化 www.watch.impress.co.jp 先日の幻冬舎のKindleセールで「プラチナデータ」が対象だったので、あれ?と思ったが、今度は講談社の…

本を定価で買わなくなった

書籍を定価で買わなくなった。 先日図書カード5000円分を頂いた。ただ最近本屋に行くことは行くのだけど、買わずに帰ってくることが多いのでまだ使っていない。でも買う時は買う。どういう時に買うかと言うと、飲み会の終わりとか、なんとなく勢いがある時に…

3連休の過ごし方を「不要不急の外出は控えて」から考える

3連休は真剣に計画を立ててのぞみたい。いつもそう思う。 というのも、いつの間にか3連休に突入しているのだ。まずそれを改善したい。3連休の朝「あっそう言えば3連休か」と思うのをやめたい。3連休なのだから緻密な計画を立て、休みに入る前日の夜に「明日…

電車の中で文庫本を読んでいる人達それぞれの人生

会社帰りに電車に乗り文庫本を読む。 この日は少し早かったので車内も混んでいた。ギュウギュという程ではないがまぁまぁの混み具合。こういう時は片手に文庫本を持ち、反対の手はつり革につかまる。混んでいる時は両手を下げずに上げる事を心がける。本のペ…