Small Things

感じたこと、考えたこと

蛭田直美『推しが上司になりまして』第1〜3話 漫画:森永いと 原作:東ゆき

見ていて感じのいいドラマだと思う。
原作があって、脚本もテンポ良く、そして演じる俳優たちが感じのいい人たちだと、やっぱり見ていて楽しくなる、という当たり前のことを当たり前のように感じる。気持ちよく見ることができるドラマって大切なのだ。

原作は漫画・森永いと、原作・東ゆきによる同名作。原作者がいる漫画のドラマ化はやっぱり強い。コミック冒頭部分を読んだところ、推しはキリッとしていてクールさ強め。パニックになるOLも普通の子っぽいがクールビューティー系。でも心の中の分身キャラが可愛くてなかなか楽しい。

その設定でOL中条瞳役に鈴木愛理、推しの桐生斗真 / 上司の高城修一役に片寄涼太を充てる素晴らしさよ。もう好感度しか生まれないこの二人によるラブコメを見ているだけでニヤニヤしてしまう。

ただ上司としての高城は片寄涼太くんそのまんまでいいのだけど、推しの斗真は片寄くんのあのメイクや衣装で良いのだろうか、と少し思ってしまった。

一方でストーリー的には原作を忠実に映像化している感じで、バチェラーっぽい片寄くんはイケメンキラキラ100%だし、愛理ちゃんの可愛らしさと素晴らしさに、もうニヤニヤが止まらないのは事実。映像化による俳優パワーって改めて凄いと感じてしまう。

親友素子役のゆりやんと推進部社員の藤井役のカルマの存在が若干ヒヤヒヤするものの、そこもなんとか片寄くんと愛理ちゃんのラブコメパワーで圧倒してくれると信じてきる。そうでなくてはいけないのだ。

しかし脚本の蛭田直美は第一話のみなのだろうか。そうであれば本当に残念である。ただ、まだまだ二人のラブコメが見たいので最終話まで楽しむんだと思います。

 

small-things.hatenablog.com