「今週のお題」の「買ってよかったもの」は終わってしまったようだが、そもそも今年買ってよかったものがあまり思いつかない。かなり地味な一年だったのかもしれない。
2019年はまず読書の一年だった。それも新刊の単行本を買っては読み、買っては読み、振り返ってみるとそんな一年だった。よって面白かった本はそれなりにあるものの、買ってよかった「もの」となるとなかなか思い浮かばない。達成感みたいなものは宮部みゆきの杉村三郎シリーズの読破を思い出す。
日々の暮らしの中では写真と読書と旅行と居酒屋、そしてブログ。写真に関してはマイペースで続けており、作品を撮りに行くことは少なくなったが、毎日カメラだけは持つようにしている。確かカメラを忘れた日は1日だけだったと思う。普段持ち歩いているカメラはパナLumix GX7MK2、レンズはパナライカDG SUMMILUX 15mm/F1.7の組み合わせ。数年前のモデルだが、毎日使っていて特に文句もないので、かなり気に入っているのだと思う。
パナソニック 単焦点 広角レンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. ブラック H-X015-K
- 発売日: 2014/05/15
- メディア: Camera
旅行もいろいろ行くことができた。その土地の居酒屋に行くのが毎回楽しみで、太田和彦さんの本で紹介されている店に訪問することが旅の目的でもある。それと日本百名城に行くのも旅の目的の一つ。今年は沖縄の今帰仁城、中城城、首里城のスタンプを押すことができた。そしてブログ。ブログに関しては、なんとか10月下旬から再開できたが、それはノートPCを買ったことがきっかけである。
Let'snote（レッツノート）CF-NX3
今回買ったのは法人向けレッツノートの中古でNX3。Core i5 4200U、メモリー8GB、SSD128GBでCPUの性能とかはよく分からないのだけど、ブログを書くには十分なスペックだと思う。USBx3に加え、D-sub1とHDMIに対応しているのもいい。中古なので壊れたら終わりなのだけど、割り切って使うのであれば法人向けの中古ノートでいい感じがする。
Windows10の起動も終了もかなり速く、動作自体とても快適。スピーカーはモノラルらしいのだが、Bluetoothスピーカーやヘッドホンで聴く分には問題ない。そしてNXというモデルは1.1kgととても軽いので毎日持ち歩いても苦にならない。もし壊れたらまたレッツノートのNX3を買うと思う。それくらい気に入っている。Amazonにおいては様々な業者が入り乱れているようで、ちょっとリンクは貼れない感じ。
Lenovo ThinkPad X250
調子に乗ってもう1台中古のノートPCを買った。ThinkPad X250で、Core i3 メモリ4GB、新品SSD240GB。4GBのメモリが気になるが、このキータッチが得られるだけでかなり満足度が高い。結局ネットとブログだけなのでメモリ4GBでもまぁまぁ普通に動いているけど、やっぱりメモリは8GBの方がいいと思う。中古ノートPCという性格上、Amazonではいろいろな業者が入り乱れており、これもリンクを貼ることは無理な感じ。
そういえば、LenovoはファンクションキーがFnキーを押しながらでないとIMEの変換等でうまく使えないが、Fn + Esc を押して、Fnキーの緑のライトを点灯させると解決する。これでもうコスパ的にも無敵な感じがして、X2xxシリーズをもう1台買おうかな、という気にさせる。
宮部みゆき「杉村三郎シリーズ」
今年宮部みゆきさんの新刊「昨日がなければ明日もない」が発売されたが、どうやら現代物で続きものらしいということで、一作目の「誰か Somebody」から読み始めた。ブックオフで「名もなき毒」と「ペテロの葬列」の大長編もそれぞれ単行本で買って、特に「ペテロの葬列」を電車の中で読むのはかなりカオスすぎた。とにかく分厚くて重いのだ。今はもう電車で本を読んでいる人なんてあまりいないが、分厚い単行本を立って読むのはなかなかヘビーだ。
ブックオフにおいても小説の単行本はあまり人気ないようで、比較的きれいな状態の単行本が200円で手に入る。特に文庫本が出ている小説の単行本はAmazonで買うよりブックオフで買った方がいい。そして短編集の「希望荘」も単行本で読み、ついに新作「昨日がなければ明日もない」までたどり着いた。一か月間宮部みゆき漬けだったが、どれも面白いし、宮部さんの文章表現はいろいろと勉強になる。
その後「理由」「模倣犯」「小暮写眞館」「ソロモンの偽証」の単行本も買いそろえたが、未だ読んでいない。読む気になれば一気に読むのだけど、読むまでの、何かしらのきっかけ作りが難しいのだ。
