Small Things

感じたこと、考えたこと

家の中で1万歩以上歩いてみる

休みの日に家の中で1万歩以上歩いてみた。

1日1万歩には、歩きすぎとか、根拠がないとか、老化するとか、まぁいろいろと言われているようだ。それはそれで、ふーん、そうなんだー、ぐらいなのだけど、フィットネスアプリや歩数計アプリにおける連続記録更新のために家の中でも歩いている。

平日は会社との往復で1万歩はクリアできている。問題は休みの日である。あまり出かけることもできない今、家にいるだけだと4000歩がいいところ。

Apple Watchのフィットネスアプリで「その他」というワークアウトのモードにしておけば、軽やかにズルできる。ただ、さすがに歩数だけは実際に歩くか室内ウォーキングをする必要がある。

そこでAppleのフィットネスアプリのワークアウトを「室内ウォーキング」というモードにしてみる。そしてリビングで歩く、というか足踏みをする。たまにその場で腿を上げてハッハッと走っているフリをする。そして疲れてきたらまた足踏みにもどす。

ただ「室内ウォーキング」というのは、トレッドミルで歩くときや、屋内トラックや屋内施設など、屋内で歩くときに用いるワークアウトであり、何と言うか無理やり感がある。

それって歩いてんの?と言われれば歩いてるとは言えないものの、意外と心拍数も上がって、なんとなくやってる感は出る。

ここで大切なのは飽きずに1万歩をクリアするために、何かをしながら歩くことにある。今はテレビで映像を観ながら歩いている。ラジオや音楽だと意外と難しい。

何を観ながら歩くか。もちろんNetflixやAmazonPrimeVideoでもいいのだけど、今放送されているWOWOWのまったく知らない映画を観ながら歩いている。

これがいい。WOWOWの土日の昼間は、全然知らない映画を放送することが多い。先日はサスペンス特集で「ザ・プレイス 運命の交差点」「霧の中の少女」「リムジン 余命60分」「ステップフォード・ワイフ」を連続で放送していた。

全然知らないタイトルばかり。普通なら観ない映画だろうし、録画してまでは絶対観ることのない映画である。それらの映画を生(いわゆるLive)で観ながら「室内ウォーキング」をする。

また別の日はアクション特集で「プロフェッショナル 不死身の男」「ヒート」「THE LAW 刑事の掟」「スーパーティーチャー 熱血格闘」というラインアップ。急に「ヒート」みないなメジャー作品も入ってくるが、他の作品はもうなんだかよく分からない映画ばかりである。

観る前にタイトルを検索するなんて野暮である。おそらく低評価だろうし今放送している映画を観るだけである。そして歩く(足踏み)。たまに走る(走るふり)。これが意外と妙な映画でも興味深く観れるし、歩数はぐんぐん伸びていく。

最近観るドラマ、観る映画を「選ぶこと」が少し面倒で、結局見るものが特にないという状況がある。そしていつでも観ることができるという状況は緊張感が生まれてこない。

その点、今放送しているものを流して観るのは、もう観るタイミングは今しかないのだ。トイレに行くときもストーリーはどんどん進んでいく。

家の中でも1万歩いけることはわかった。でも結局1万歩いったからって特に健康面で変わるわけではない。

この1年ずっとステイホームだった。これからもまだまだ家にいる時間は多くなっていきそうだ。その中で何かしらの「変化」をみつけながら生活していくことは、少し楽しいのだ。

ザ・プレイス 運命の交差点 [DVD]

ザ・プレイス 運命の交差点 [DVD]

  • 発売日: 2020/10/21
  • メディア: DVD
 

お題「#この1年の変化」

 

よろしければこちらも

small-things.hatenablog.com

small-things.hatenablog.com