散歩の魅力
休みの日の朝は散歩をする。散歩なのかウォーキングなのか、自分でもよく分からないのだけど、とにかく朝のうちに歩くことにしている。
せっかく休みなのだからもう少し寝たい、という気持ちもあるのだけど、いつものように早起きをして歩く。
Apple Watchのワークアウトをスタートさせ、早歩きを交えて歩く。早歩きをしないとアクティビティというアプリがエクササイズとして認識しないので、早歩きをせざるを得ない。
歩き始めるとすぐに音楽を聴こうか、しばらくはこのまま朝の自然音を聞きながら歩こうかを考える。朝は朝ならではの自然音が聞こえてくるので、なんとなくそのまま歩き始める。
ただ実際外を歩いているときに、イヤホンをつけて歩く事に少し抵抗がある。外の音を遮断してしまうことが、ちょっとした事故につながりそうで少し怖い。
朝の自然音といっても朝チュンが聞こえるわけもなく、普通の住宅街なので、そこまでの爽やかさは特に感じることもない。もくもくと歩いている感じになっている。
しかし散歩なのに「早歩き」をせざるを得ない状況が、休日の気持ちのいい朝の散歩を阻害する。
ゆっくり歩いたっていいじゃん、まったりとウォーキングしたっていいじゃん。でもApple Watchのウォーキングモードは決してそれを許さない。
少しでもゆっくり歩こうとするならば、エクササイズのカウントアップが止まる。歩いているのにカウントされない。ひどい。
歩いても歩いても知らんぷりになるApple Watch。なんなんだよApple Watch。でも手放せないApple Watch。
のり弁の魅力
24時間営業のスーパーに立ち寄った。のり弁が196円で売られている。
白身魚のないのり弁なのだけど、最近のり弁自体が絶滅危惧種になっているのではないか。セブンでは見かけるが、他のコンビニではあまり見かけない。
以前ローソンで「これがのり弁」という「これが」シリーズは実に素晴らしかった。明太子、唐揚げ、竹輪が入っており、醤油とタルタルも付いてきた。
もちろん当時のパッケージはオシャレ感皆無。「これがのり弁」と自信満々に書かれた文字の主張にフフフと微笑み、それが実に心地よかった。
今のローソンにあの頃の「これが」シリーズを求めても仕方ない。あの頃のローソンはもう戻ってこないのだ。
今後、のり弁はもうスーパーに頼っていくしかない。この安さが魅力ののり弁196円路線でいくのか、400円以上するかつての「これがのり弁」をほうふつとさせるスタイルを、どこかが踏襲していくのか。それをひたすら待ち続ける人生でありたい。
思いついたら何でもメモ
スーパーを出て、またもくもくと歩ていくと、いろいろなことを考えてしまう。
それはもちろん明日の仕事のことだったり、やらないといけないToDoみたいなことだったり、真面目なことだったり、くだらないことだったり、いろいろなことを思い出す。ただその場で解決策までは大抵導き出せない。
でもそれらのことはすぐにでもメモしておかないと一瞬で忘れてしまう。三歩歩けば忘れるというのは、本当にそうなのだ。よってGoogle Keepというアプリにその場でメモることになる。
メモアプリというのは機能性以上に、より素早くメモがとれ、PCや他のデバイスと簡単に同期できるだけで十分だと思っている。でもGoogle Keepのアプリストアでの評価があまりにも良くないことに驚く。この程度で十分なんだけど世間というのはなかなか厳しいのだ。
電気グルーヴの魅力
Google Keepに「電気グルーヴ」という昨日メモしておいた文字が目に入った。そう、そう、そうだった、と思って配信が再開された電気を聴き始める。久しぶりだなー電気。
プレイリストの1曲目がShangri-Laだったこともあり一気に想いがこみ上げてきた。そして過去のフジロックにおける電気のステージがフラッシュバックされてくる。
ただ、なかなか他人に勧められる音楽では無いし、もし卓球さん、瀧さんと実際に知り合いだったとしたら、確実に距離を置いてしまうような人達だと思う。
それでも二人から溢れ出る唯一無二のビートとメロディ、ハッピー感とクレイジー感、そして大真面目にふざけること自体にスマイリーな温かさを感じ続けてきたのだと思う。
休みの日の朝は散歩をして、24時間営業のスーパーでのり弁を買い、電気グルーヴを聴きながら歩き続け、たまにメモをする。なんとなく決まったルーティーンが出来てくると、なんだか少し嬉しくなる。
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