Small Things

感じたこと、考えたこと

家の中で立って本を読む人

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読書は本を読むための時間を確保する必要がある。

よく隙間時間に本を読むと言うが、隙間時間とは「あいた時間」「ひまな時間」のことであり、もちろんその時に本を読むこともあるのだけど、意外とスマホパワーに押されがちである。

よって本を読むのであれば、意識的に時間を作る必要がある。それは通勤時間であったり、カフェや喫茶店での時間であったり、以前であれば図書館に行ったりしていた。

では休みの日はどうかと言うと、家にいる時に本を読む時間を確保することはなかなか難しいと感じる。誘惑がたくさんあり過ぎて、本に集中できなくなる。

よって最近は家での読書時間の確保として家の中で立って本を読んでいる。家の中では座ってしまったら最後である。だから立つ、という単純にして明快な思考である。

近頃家の中で「なんとなく室内ウォーキング」をしながら映画を観ている。これは歩数は稼げるし、映画は観れるし、なかなかいい。

よって本も家で立って読めばいいのでは、と思いたったのである。

Apple Watchのエクササイズを室内ウォーキングに設定し、足踏み、腿上げを開始する。つまりそれこそが「なんとなく室内ウォーキング」である。

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そしてここに本を読むという行為を付け加えるのだ。なんとなく室内ウォーキングをしながら本を読む。理想的である。集中も途切れない。と思う。そしてなんとなく運動もしている。と思う。

外で歩きながらの読書は危険だが、家の中であれば問題ない。歩くと言っても歩いてるふりである。それでも心拍数はあがる。これは画期的である。

でも本だけだと少し寂しい。よって音楽をかける。意外と普段聴かないヒップホップとかがいい感じである。ジャズでもいい。

ただ今までは映画を観ながら、なんとなく室内ウォーキングをしてきた。なので映画を観ながら、そして室内ウォーキングをしながら、本も読みたくなってきた。

家で室内ウォーキングをしながら映画を観ながら本も読む。映画は字幕か吹き替えか。本は日本文学か世界文学か。ミステリかSFか。

現時点では結論は出ていない。出る気配もない。集中して読むことができるのか。それさえも分からない。

本を読む時間を作るのは本当に難しい。みんな一体どこで読んでるんだ。

 

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