お腹が空いたら「ナッツ」
とオリラジのあっちゃんが言っていた。
これは中田敦彦のYouTube大学で「「空腹」こそ最強のクスリ」というベストセラー本を題材にした時の一言。
簡単に言うと半日断食が推奨されており、夕食を食べ、寝て、起きて、朝食か昼食をとるまで16時間あけることが大切らしい。
これはノーベル賞を受賞したオートファジー研究から生まれた医学的に正しい食事術らしく、「無理なくやせる! 」「頭がさえる! 」「疲れにくい体になる! 」と書いてある。
たとえば20時に夕食をとったとして、16時間後というと翌日昼の12時、つまり昼食である。ようは朝ごはんを抜きましょう、ということか。空腹の時間をつくる!半日断食!と言っても、結局朝食を抜けってことなんだ、となる。
世の中には痩せている人はたくさんいる。もちろん努力して体型を維持している方々も多いと思うが、この16時間何も食べないというのは痩せている人たちにとっては、普通のことなのではないだろうか。
痩せている人たちは、お腹が空くまで食べないという、とても当たり前の行動をされていると感じるし、決して無理して食べることがないイメージがある。
居酒屋で痩せているご夫婦をふと見ると最後までお通し3品とも食べなかった時は衝撃だった。いや、嫌いなものだったのかもしれないが、残すことが実に普通なのだと思う。
空腹を気にしない、もしくは空腹を楽しめるようになれればいいなぁとは思う。おそらくダイエットにもなって、空腹の時間が健康を決めるというのは、確かにそうなのかもしれない。
ただそうは言ってもお腹は空くわけで、この本では「ナッツ」なら食べてもいいという。なぜかカロリーも脂質も糖質もそれなりに高いナッツなら食べていいのだそうだ。
ということでナッツを買いに行ってみたが、まぁ安くはない。安いナッツなどというものはこの世に存在しないぐらいの勢いである。ただコンビニで普通に手に入るので、いつでも買えるし、持ち歩きやすいのはいい。
でもお腹が空いたらいつでもナッツ、ずっとナッツ、一生ナッツ、という訳にはいかないだろう。本の中では生野菜、チーズ、ヨーグルトでもいいと書いてある。
ナッツとチーズとヨーグルトだと血糖値の上昇が抑えられるということだと思うが、さすがに普段から外で生野菜、チーズ、ヨーグルトを食べることは難しい。結局は空腹を楽しめ、ということかもしれない。
極限まで空腹を楽しみ、お腹が鳴るのを楽しみ、次の食事を楽しみにする。できればナッツを食べなくていいよう空腹を楽しみたい。
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