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感じたこと、考えたこと

鶏の唐揚げがどうにもとまらない

毎日唐揚げが食べたい。

唐揚げと言えば鶏の唐揚げである。その鶏の唐揚げを毎日食べたくなるのだ。

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きっかけは唐揚げ専門店が出来たことだった。

開店当初は少し安かったこともあり、毎日もの凄い行列だった。そして開店セールが終わっても、店の前には常に行列が出来ていた。

唐揚げ専門店である。つまり鶏の唐揚げしか売っていない。でも毎日行列なのである。その行列がスッと無くなった雨の日のタイミングを見はからって突入してみた。

もちろん唐揚げしかなかった。醤油の唐揚げか塩の唐揚げである。それをそれぞれ何個づつ注文するか、それだけである。そういう世界があるのかと感動した。

どちらかと言うと圧倒的に醤油味の唐揚げの方が好みである。ローソンで売っているパック入り200円の唐揚げも大好きで、ほぼ「鶏からしょうゆ 4個入り 200円」を買っていた。晩酌にも丁度良く今までの定番だった。

 

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そこに唐揚げ専門店が登場した。200円で4つとかのレベル感ではなく、約4個で540円である。3個で540円の時もある。じゃあグラムいくらかというと、グラムも約250gである。すべてが「約」で成り立っている。

何かと適当な感じもするが、普通よりは高級であり高額である。そしてこのビッグ感。ビッグだからこそ肉の旨みがぐいぐい主張してくる。これがまたクセになる。

唐揚げにはまずビール、そしてハイボール、そしてレモンサワーと、合わせる酒も様々だ。ただ晩酌の前半、出来ればトップバッターのお通し的な位置づけで、買ってきた鶏の唐揚げを食べたい。鶏の肉質を今すぐ味わいたい。

麦とホップをスパッとあけ、ぐびっと飲んで、唐揚げをがぶりとやりたい。今日もお疲れさーんと、一人悦に浸りたい、そんな瞬間がシアワセである。そのために働いていると言ってもいい。

専門店の唐揚げは形が様々だ。一定の形をしていない。そこも楽しい。あの端っこの固い部分をガリっと食べたい。追い醤油をかけても旨い。もちろんマヨネーズは必須だ。マヨネーズを付けることで、あふれる肉の旨さが倍増する。

 

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そして酒はビール、ハイボール、レモンサワー、できれば家でもこの3種類を飲みたくなる。ビールは麦とホップ。これはもうビールを超える旨さだから仕方ない。

そして氷をたくさんいれたグラスにハイボールを作る。ウイスキーはできれば「陸」、もちろん「ホワイトホース」か「ブラックニッカ リッチブレンド」でも問題ない。

レモンサワー は金宮を炭酸で割って生レモンをしぼる。ここではレモンの質がとても大切で、3つで100円のレモンを使うと高確率で残念なことになってしまう。

唐揚げ、ハイボール、唐揚げ、ハイボール、唐揚げ、レモンサワー、唐揚げ、レモンサワー でエンドレス状態に突入する。

 

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そして手羽先の唐揚げ、なんていうものまである。パリッとした手羽先に毎日継ぎ足す甘ダレが絡めてある。これなら冷めても美味しいし、酒とよく合うのはもう見ただけでわかる。ずるい。

確実に手が汚れるが、もう全然構わない。ハイボール、手羽先、ハイボール、手羽先、お手ふき、レモンサワー、手羽先、お手ふき、と繰り返されるのは必然だ。

 

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晩酌における鶏の唐揚げと酒の組み合わせは無敵である。そしてついに休みの日の昼に、唐揚げ弁当をわざわざ買いに行くまでになってしまった。

酒飲みは鶏の唐揚げは、ビールのつまみだと考えている。唐揚げがご飯が合うのか?いや、ビールだろ、ハイボールだろと、どうしても思ってしまう。

でもご飯とも合うのだ。子供のお弁当には唐揚げが定番である。肉と炭水化物という魅惑の世界。白いご飯と鶏の唐揚げのタレの風味が強烈に合う。タレと衣と鶏肉、そしてご飯との一体化である。

肉の旨味成分と炭水化物の糖質が溶け合う瞬間に立ち会える素晴らしさ。これは危険である。ハマるともう抜け出せない。

ただ年をとると全部食べることが出来なくなる。唐揚げも頑張ってなんとか3つ。ご飯も半分食べて、残してしまうことになる。情けない。若いころはこんなことは無かった。

 

今日も唐揚げを買った。そして2つだけ食べた。どこかで他の誰かも鶏の唐揚げで晩酌しているに違いない。

今は家で飲むしかない状況である。早く居酒屋で楽しく飲むことができ、そして鶏の唐揚げをつまめる日が来ればいいな、と心待ちにしている。

 

 

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