居酒屋では、鶏の唐揚げが食べたくなる。
毎回食べたくなる。いつでもつまみたくなる。
もちろん冷奴、ピーマン千切り、オニオンスライス、もつ煮も注文したくなるのだけど、やっぱり鶏の唐揚げにはかなわない。
でも量が心配になる。
そもそも唐揚げが何個来るのか分からないし、大きさや個数によっては、それだけでひとり飲みが終了してしまう。
お店によっては「ハーフ」や「一個いくら」で注文できるため、そうなるともう完全に口が唐揚げモードになっていく。
ひとり飲みに唐揚げはいくつ必要か。果たして何個が適切か。
前提としてこちらは一人であり、終盤に向けて刺身やあと一品ぐらいはたのみたい。
酒はビールか金宮のソーダ割り。後半は日本酒にいくかもしれない。
1つだと少ないというか、唐揚げ1つは単純に寂しいし、1つだけ揚げてもらうのも忍びない。
ただ唐揚げ3つだと少し重いイメージもある。
よって「すみません、唐揚げ2つで」となることが多い。ポテトフライもあれば考えることなく、かぶり気味に注文する。
唐揚げがつまみとしてあるとホッとする。
そしてマヨネーズが添えてあると嬉しくなる。