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日高屋マイラヴ〜はじめてのテイクアウト

日高屋で初めてテイクアウトを利用した。

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焼き餃子2枚と唐揚げ弁当を注文した。出来上がるまでしばらく待つため、あいている席に座って待つ。店員さんがお冷を出してくれたので、その水を飲みつつ5~6分ぐらい待って受け取った。

18時過ぎだったが店内に客はあまりいないようだった。カウンター席には仕切りもがあり、テーブル席も隣との距離が十分確保されている。それにより確実に以前と比較して50%以下の席数のように感じた。

日高屋においては、マスク着用、座席の間隔、手指消毒、換気と、感染防止策が徹底して施されているようにみえる。

ただし、以前の日高屋と客の入りとは明らかに異なっていた。朝は開店と同時にお年寄りや年配の方たちで埋まり、昼はもちろんサラリーマン中心に昼食をとる客で埋まり、夕方から徐々に夕飯を食べる人と酒を飲む人達で満席になっていく感じだった。

麺類や定食も安くておいしいのだけど、何より酒を飲む人にとっては、とてもコスパよく楽しめる店だ。お通しもなく、とにかく安くて安定した美味しさ。これが日高屋のイメージだ。

飲んで帰った時、最寄り駅で最後にもう一杯という仕上げの店として、24時以降に寄ることが多かった。ラーメン、餃子、生ビールで1000円しないのだから凄い。これに勝てる深夜営業の店はなかなか無い。

餃子、唐揚げ、生姜焼き、野菜炒め、そしてちょい飲みメニューも充実しており、これで24時過ぎでもやっているのだから、最強・無敵な日高屋だったと思う。

 

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日高屋の餃子に関しては、以前より慣れ親しんでおり、王将の餃子に若干違和感を感じてしまうぐらいに日高屋餃子を食べ続けてきた。

唐揚げがまた独特であり、さすがに専門店の唐揚げとは比較できないレベル感だとは思うが、あぁこれが日高屋の唐揚げだよな、という郷愁のようなものをカラダに伝えてくる。そして付け合わせのキャベツ、もちろんマヨネーズも魅力的だった。もちろんソースやドレッシングなんてものはない。

生姜焼きも好きだ。マカロニサラダがあるのが嬉しく、キャベツとマヨネーズもつく。この生姜焼き定食は本当に美味しいと思う。

 

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そしてコロナ危機の中、日高屋へ行くこともなくなってしまった。テイクアウトは以前からあったと思うが、利用したことは無かった。

テイクアウトに関して妙な偏見があって、温かいお弁当や料理をそのまま家まで運んでいくことがまず不安であり、買って帰るものは冷たいものがいい、という考えがある。

冷たいものを温めて食べる、もしくは駅弁のよに冷たいまま食べる、というのが日本の気候に合った食べ方である、とずっと思っている節がある。

そしてテイクアウトであれば多少値段は安くしてほしいという、また急に面倒な考え方が出てくる。テイクアウト容器にもコストがかかるのに、なぜか妙な偏見があった。

 

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結局このコロナ危機の中で、テイクアウトを利用することはほぼ無かった。でも今日の日高屋の店内を見て、これはさすがにもっと日高屋を盛り上げていかないと、いけないのではないかと思った。

自分自身そこまで通い詰めたわけではないのだけど、今の日高屋がここまで寂しい日高屋として営業していることは、実際この目で見るまで分からなかった。

これは危機的状況ではないかと感じてしまった。このままだとこの店自体がクローズしてしまう可能性がある。今まで何をやってきたんだと自戒するきっかけとなった。ただ今回のテイクアウトで支払った金額は餃子2枚と唐揚げ弁当で970円。安い。安すぎる。

これで日高屋を盛り上げるなんておこがましいにもほどがあるが、以前と同じように通い続けるか、テイクアウトを利用するか、何かしら少しでも日高屋に対してアクションを起こしていかないといけないと思った。

その中ではやはり焼餃子である。餃子であれば毎日晩酌のつまみとして食べても問題ない。でも餃子は安い。じゃあチャーハンも唐揚げもつけよう。こうなったらもう、しょうが焼きもバクダン炒めも食べたくなる。あとイカ揚げも絶対である。

そしてネット予約もある。代わり映えのしない毎日の晩酌が急に楽しみになったきた。 

 

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