久しぶりにジムに行った。
今年はダイエットの年と決めた。もう何度となく宣言したり誓ったりしているが「もう体重的にも限界だ」と感じると、またダイエットするぞとなる。本当に数年おきにダイエットするぞ!と叫んでいる感じである。ただ、一応少しだけ体重が減って、またリバウンドして、またダイエット宣言の繰り返しであり、もう何回目か分からない。基本的に一生ダイエットを繰り返していく人生なのだと思うことにしている。
という事で、今回は「何ダイエット」をするかが問題である。いや、さすがに何度もダイエットしているので「食事」が9割、いやほぼ9割9分という事は理解している。あとは「運動」「休養(睡眠)」なのかな…と、ここから急に自信が無くなってくるが、運動にはあまり期待せず、ジムは楽しいから行くのだ。
このジムはバイクエクササイズ専用のジムであり、この日は最大心拍数が172bpmまで上昇してしまい、逆にカラダに良くないのではと不安になった。よってなるべく強度の高いものは避けるようにしている。ただApple Watchでの計測が、1レッスン450kcalの消費、平均心拍数140bpmという数値を見てしまうと「おー運動したなー」と思ってしまう単純思考である。汗の量とカロリー消費は関係ないし、心拍数が上がりすぎてもカラダに負担がかかるし、これで「運動したぜ!よって食べるぜ!」というのが明らかに単純思考で、大きな勘違いなのだ。
やはり食事改善を行わなければカラダは変わらない。あとはもう誰を信じて、何を信じるか、それだけである。以前カロリー制限をして髪の毛がゴッソリ抜け、且つ便秘になって、見た目も10歳老けた経験がある。よって今のところ糖質制限と高タンパク質食の食事法でいくか、という結論なのだけど、これはこれでなかなか周りには言えないのだ。
ダイエット論は人それぞれ何らかを信じており、自分と異なる意見が出ると徹底的に批判してくる構造になっている。そもそもメタボな私がダイエットについて語るなど世間的には何の説得力もなく許されない。健康な方やダイエットに成功した方ならまだ説得力があるが、それでも皆個人が信じている事以外は、なかなかその考えを変えようとはしないのだ。
そもそも肥満の原因は、カロリー過多の食事と食べ過ぎと運動不足と言われる事が多い。これには誰もが納得してしまうのだが、肥満の原因が脂肪の摂りすぎ、食べすぎ、そして運動不足が原因と主張したのは砂糖研究基金から資金提供を受けていた砂糖擁護者であり、もう医学的にとか栄養学的にとか全然関係ないのだ。この時点でもう訳がわからなくなる。
でもやっぱり運動というよりは「食事改善」なんだと思う。それも健康で長生きしたければ、砂糖を控え、タンパク質を意識して常に摂っていく事が大切なようだ。よって糖質制限を行いながら高タンパク質の食事を意識して摂っていく、そして甘い物は食べない、これでいいのかなと感じており、今回はこの方針で行くと決めた。
糖質制限批判者や高タンパク食批判者に出会ったら「あーそうなんですねー勉強になります!」とか言っておけばいいのだ、と割り切って生活していくしかない。栄養素と食事バランスが大切なんですよ、とか言われた日には「へーそうなんですね!」とさらっとかわしていく。そもそも糖質は人間にとって特に摂る必要がなく、摂らなくても健康上なんの問題もないらしいのだが、そんなこと居酒屋なんかで口にしたらもの凄い口論になってしまうかもしれない。
基本的に皆自分の主張を変える事はしないし、何が本当かは医学的にも栄養学的にも臨床の結果を示して貰わないとよく分からないので、もう取り敢えず今年は自分の信じる糖質制限と高タンパク質食の食事改善でいくと決めた。甘いものも無し。
ただ、お昼を何にするか、これが本当に悩む。普通のサラリーマンなので近くに食べに行くか、コンビニで買うぐらいしかなく、糖質制限と高タンパク質食となると、もうサラダチキンやコンビニのソーセージや揚げ物、そしてサラダ、チーズ、ベーコンぐらいしか思いつかない。そして何より糖質食に比べて値段が高い。
しかし蕎麦も糖質的にだめなんてほんと困る。メインの肉と野菜、もしくは魚と野菜を冷奴で食べるぐらいしかないのだろうか。結局ダイエットは何かを信じて実行していくしかなく、とにかく誰にも言わずに黙ってやる、発言する機会はブログのみである。
令和初の今年の目標はダイエットであり、糖質制限と高タンパク質食の食事法で結果を出すしかない。そして気分転換に今日も一応ジムに行く。そしてお腹がすく。悶絶。
今週のお題「2020年の抱負」