毎日ブックオフに寄っている。
出社している時は、昼休みに会社近くのブックオフに行く。
休みの時は、家の近くのブックオフに行く。たまに電車に乗って違う店舗にも行く。
何を買うわけではないのだけど、毎日行くことでたまに、おっ!という本に出会える。それが嬉しい。
買うのは文庫本。店内に入ると、110円の文庫本の棚を一気に見る。
まずは海外小説、そしてノンフィクション、次に日本人作家と順番に確認する。
本当はCDもチェックしたいのだけど、あのCDの棚を確認するのは大変過ぎる。
よって毎日見て探すのは、やっぱり文庫本の110円コーナーとなる。
毎日行ってもあまり変わらない。でも一応確認する。
そうすると「あれ、昨日この本あったかな」と感じることは意外と出てくる。
毎日補充や入れ替え等をしているだろうから、それは当たり前なのかもしれないけど、毎日ブックオフに来ることに意味を見い出せる瞬間はちょっと嬉しい。
毎日行って毎日買うかというと、ほぼ買わない。でも、おっ!と思う本がある時は、おっ!の数だけ買うことがある。
一度買い逃すと、翌日にはもう無くなっていることも、当たり前のように起こる出来事であり、おっ!と思ったら買うしかない。
文庫本だと小口が研磨されたものが多いため、小口研磨本は買わないことが多い。
逆に既に持っている本でも小口が研磨されていない美本である時は、同じ本を買う時がある。
そして確実に持っている本なのに、家のどこにあるのかを瞬時に思い出せない場合も、同じ本を買ってしまう。
あと発行年によって文字の大きさが異なる文庫本があるので、文字が大きい版は買うことが多い。
でもすべては110円だからできることだと思う。
家で同じ本が見つかったら、人にあげるか、処分すればいいと考えてしまう。
人にあげると言っても、もらった方もなんだか気をつかうだろうし、気楽な気持ちで本をあげることはなかなか難しい。
もちろんどんどん積読の高さも量も増えていくのだけど、ある程度よく見かける本は処分すればいいし、滅多に見かけない本は取っておけばいい。
明日もふらっと寄って、おっ!と思う本があれば買うんだろうなと思う。