Small Things

感じたこと、考えたこと

ブックオフで110円と220円の本が混在する棚の存在

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突然ブックオフの110円コーナーに220円までの本が押し寄せてきた。

なんということだろう。これは正直困る。

基本的にブックオフには110円の本を探しに行く。220円の本は買うことは無いのだ。

ぶらっと立ち寄って110円の棚を眺めて、おっ!という本があれば買う。そんな至ってシンプルな買い方になって久しい。

以前は300円〜500円ぐらいの値札が付いていた本が110円の棚に流れてきたのを見つける瞬間、ブックオフで初めて見た文庫本を110円の棚で見つけた瞬間、それらを味わうためにブックオフに訪れている。

それが110円と220円の本が同じ棚に並べられているのである。これは心がざわついてくる。大変なことになった。

まず、棚の本を手に取る、値段を確かめる、220円なら本を棚に戻す、次にその横を見て、おっ!と思って本を取る、値段を見る、220円、そっと本を戻す。

この繰り返しである。

ただ、なんとなくこの本が110円の棚に流れてくるには早すぎる、と感じるようになるのだけど、一応手に取って値段を確かめてしまう。そして220円だと棚に戻す。

この手間自体はそれほどでもないが、値段を確認して220円だった時の胸中のざわつきと共に、落ち着きさえも失っていく。

ブックオフで探す本は「おっ!110円か」と思った瞬間盛り上がる感情から買うのであって、その時テンションが上がらなければ買うことはないのである。

でもブックオフに行かなくなることはない。そしてこの110円〜220円棚に直行するのもおそらく変わらない。

そして毎回値段を確かめる。110円の本であれば買う候補になる。

結局は慣れていくのだろうけど、220円の値札を見るたびに心がざわついている。

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