毎朝コーヒーを淹れる。
コーヒーはハンドドリップで淹れており、平日出社の時も出来上がり500mlのコーヒーを朝マグボトルに入れて持って行くようにしている。
コーヒーは豆から挽くわけではなく、ペーパーフィルターをドリッパーにセットして、Amazonで買った粉を入れ、手動でお湯を注いでいる。
コーヒーメーカーを使った方が便利で美味しく作ることができるのかもしれないけど、なんとなく掃除とか面倒なのかもと思い込み、ペーパードリップで淹れるようになった。
このハンドドリップという行為が、まったく面倒だと感じないのが不思議である。
基本的になんでも面倒だと思うのに、朝時間のない中、ペーパードリップでコーヒーを淹れ、マグボトルに入れて会社に持って行く。
休日の時も、朝起きたらまずお湯を沸かして、同じくペーパードリップでコーヒーを作る。
なぜか面倒だとは思わない。完全に習慣化しているからだろうか。
ただいわゆる基本的なルールは無視することが多い。
たとえば必ず書いてある20秒蒸らす。これはほとんどやることがない。沸いたらすぐお湯を注ぐ。
お湯の温度も気にしない。電気ケトルで沸いたら、そのまま計量カップに適量を測っていきなり注ぐ。
気をつけているとしたら、デジタルスケールを使って、粉の量を測り、お湯の量を正確に軽量することぐらいである。
分量さえ正確に軽量しておけば、なんとかなると思っている節がある。
その時、一番のポイントはお湯の量である。
コーヒー粉30gだったら、その16倍のお湯480ml。よってもっと分かりやすく、かつ測りやすくお湯の量は500mlとし、16で割ってコーヒーは31g。ここだけは正確に計っている。
なので、やっぱりデジタルスケールは必ず必要となる器材であり、お湯の量も正確に測るために計量カップも必要である。
あとはもう、お湯の温度も適当だし、蒸らすこともせず、お湯の注ぎ方も気にしない。
それでもなんとなく美味しいコーヒーは出来る。
外で飲むコーヒーよりは旨いよなあと思う事が少なくない。
会社にはタイガーの500mlマグボトル(魔法瓶 スクリュー マグボトル 6時間保温保冷)に入れて持って行っているが、昼過ぎまでは普通に温かい。出社してすぐ飲むと熱いぐらいである。
そして自分が淹れたコーヒーは誰かに飲んでもらいたいという思いもある。休日に「コーヒーできたよ」と家族に言う瞬間は、少し照れ臭いのだけど、なるべく積極的に言うようにしている。