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ヤマザキバーガーを探して

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コンビニのパンコーナーに売っているハンバーガーが好きだ。特にヤマザキパンの「とろ〜りとしたチーズのハンバーガー」という長い名前のハンバーガーが好きだ。和紙風のパッケージに入ったハンバーガーっぽい調理パンで、しっとりしたバンズと意外とボリュームのある具材が気に入っている。

いつも100円ローソンで買うのだけど、その競争率はとても高い。おそらく1回の入荷で、チーズバーガー2つ、てりやきバーガーが2つ、あと普通のハンバーガーが2つ、合計6つしか入荷しないはずだ。もし入荷が2回あるのであればその倍になる計算だが、決してそんな風には見えない。よってその店に行っても買えない時がほとんどだ。

普通のローソンだと、てりやきバーガーだけがローソンブランドで売られている。実はそれもヤマザキパン製なのだが、チーズバーガーとなるとローソンオリジナルで価格も倍近くする。実はコンビニのハンバーガーはとてもおいしくなってきている。セブンのハンバーガーなんて完全なるハンバーガーであり、おいしさも感動ものだが値段もそれなりだ。税込み110円で買うことのできるヤマザキバーガーはやっぱりすごい。

先日休みの時、Apple Watchのアクティビティ(立ち上がった回数、活動量、エクササイズを行った時間を追跡できる機能)のために朝早く100円ローソンへ行った。休みの日でも早足のウォーキングをしないと、ムーブとエクササイズのノルマがクリア出来ない。よって雨の日でも早足で30分は歩く必要があるのだ。そんな時こそヤマザキバーガーを探しに行く。

朝早い時間だったので、ヤマザキバーガーが必ずある、絶対ある、と確信して100円ローソンに入った。そうしたらチーズバーガー(正式名称は「とろ〜りとしたチーズのハンバーガー」)が2つ、てりやきが1つ、普通のハンバーガー1つが目に飛び込んできた。興奮した。チーズバーガーが2つもあるなんて今まで見たことが無かったからだ。

さっそくチーズバーガー(しつこいようだが正式名称は「とろ〜りとしたチーズのハンバーガー」、というのもスライスチーズではなくチーズソースだから)を2つ手に取った。でもちょっと待てよ。やっぱりてりやきハンバーガーも欲しい。でも3つも買ったら妻になにを言われるかわからない。コンビニハンバーガーばっかり買ってテーブルに並べていることがどうも気に入らないらしい。しかしほっといて欲しいものだ。

結局チーズバーガー1つと、てりやきバーガー1つをレジに持っていった。これはこれでかなり満足感が高い。でもすべてのハンバーガーを買って買い占めてしまった方がより満足度は高かっただろうか。ただそろそろ店の人に「あら、あの人、またヤマザキバーガー買ってるわ」とみられる可能性もある。よってリスクマネジメントの観点から2つまでしか買ったことがないのである。

先日Twitterでヤマザキバーガーをレンジで温める時間について話題になっていた。確かに温める時間はとても大切だ。ここだけは妻に任せられない。電子レンジの目安として「600Wで約10秒、1500Wで約5秒」と記載されており、必ず「開封せずに袋ごと」と表記されている。ただこれはコンビニのハンバーガー全般に言えることだが、温める時間はメーカー推奨の半分ぐらいで良いと思っている。 メーカー推奨時間だととにかく熱くなってしまう。実はハンバーガーは熱いと一気にテンションが下がる食べ物なのだ。

そして追加要素としてやっぱりレタスに登場願いたい。加えて追いチーズ、追いコロッケなど挟みまくって食べるとますますおいしくなるのだが、そうなると真のヤマザキバーガーでなくなってしまうのが悩みどころである。でも何を挟んでもヤマザキバーガーはおいしい。そんなヤマザキバーガーが好きだ。

 

歳をとった。今までするべきことはしてきた。あとはちょっとした楽しみを大切にしていきたい。ヤマザキバーガーは買えない時の方が多い。でもその方がいい。次に見つけた時の嬉しさが大きくなる。こんなふうな習慣がひとつぐらいあってもいいと思っている。今日もヤマザキバーガーを探して街を歩き回る。ちなみにデイリーヤマザキは近くにない。