Small Things

感じたこと、考えたこと

シュークリームを食べながら一生ダイエットを誓った日

 シュークリームを食べた。

 さいたま市のパティスリー「ポルトボヌール(Porte Bonheur)」のシュークリームである。テレビで紹介されて以来、大変な賑わいになっており、次に食べるのはいつになるのだろうか。糖質制限の身としては、月1ぐらいか、いや3ヵ月に1度か、んー半年に1度ぐらいだろうか。

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 どうやら生涯、ダイエットを続けなければいけないようだ。人間ドックにおいても、今までよりは全体的に改善している数値であったが、判定的には要観察項目が多すぎる結果だった。要は体重なんでしょ、体重減らせばいいんでしょ、そうすればすべて解決なんでしょ、と軽く考えていたが、以前と同じ事をやってもなかなか効果が表れてこない。 

 10数年前にやったダイエットが、当時流行った「レコーディング・ダイエット」だった。日々摂取する食べ物とそのエネルギー量を記録しながら1日1500kcalぐらいに抑えましょう、というものだ。確かにそこまでカロリーを抑えるとかなり痩せる。そして実際痩せた。マラソンにも出たりしていた。ただ髪の毛がごっそり抜ける、便秘に悩まされる、かなり老けて一気に老人となるなど、カラダに様々な変化が起こり、そもそもお腹が空いているのに食べられないというストレスは、完全に自暴自棄ダイエットだったと記憶している。

 その後無事にリバウンドした後は、カロリー制限ではなく、糖質制限に運動を加えて再挑戦を試みる。これはかなり健康的に痩せた。食べ物は肉、卵、チーズが中心で、普通に毎日酒を飲みながらも、バイク・エクササイズに通い、顔やお腹周りが随分スッキリした。さすが糖質制限、効くなぁ〜と実感し、少しぐらいお米、パン、麺類食べてもいいかな、パクパク、ムシャムシャしたら速攻でリバウンドした。大盛りなどは控え、普通に定食やお弁当で糖質を摂ることでリバウンドした。分かりやすい。

 こりゃダメだと思い、また糖質制限を再開したものの、代謝が落ちてきたのか、まったく効果が見られず今に至っている。基本的に米類、麺類、パン類、芋類等は普段の生活の中では食べないようにし、糖質は缶ビール350ml、唐揚げの衣、餃子の皮、調味料のソース、あと何だ…。

 おそらくもう生涯ずっとダイエットをする、という意識を持って生活していく事になるのだろう。体重の変化がないという事は、何処かで糖質を摂取し、お酒を飲み過ぎ、つまみを食べ過ぎているのだろう。そう理解するしかない。

 「人類の主食は穀物では無い」という主張には、やはりそれはそうなのかもしれないと、うなずくしかなく、なんとか炭水化物の摂取を少なくし、肉や魚の動物性タンパク質と脂肪の摂取に努めようと思う。脂の摂取と言うと普通はほぼ周りから全否定されるが、今は肉と魚を食べ、脂質を摂りつつ、酒もほどほどに…んーーという感じしか、もう思いつかない。

 しかし一生ダイエットを誓うって、なんだかさみしいけど、仕方ない。

 

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