Small Things

感じたこと、考えたこと

これからも蕎麦を食べて生きていきたい

蕎麦(そば)が好きだ。

蕎麦屋で食べるそば

酒の肴を相手に蕎麦屋で一献。まずは何をおいても瓶ビール。そして玉子焼き、茄子の田楽なんかがあれば必ず注文する。でも今は蕎麦屋に行くこともなかなか出来ない。

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刺身があったり鴨鍋のある蕎麦屋もあるが、さすがに今は長居することも出来ない。以前は蕎麦屋でビールとつまみを楽しみながら、さてそばは何にするかな、と考える時間が楽しかった。

結局もりそばに落ち着くことが多いのだけど、たまには天とじ、鴨南ばん、天せいろを注文する時もあった。今は昼に蕎麦屋に入ってササっと食べるだけなのでせわしない。

蕎麦と糖質

ただ家だと落ち着いて蕎麦を食べることができる。でも蕎麦は糖質が多いらしいと聞く。いやいや、蕎麦って江戸時代から庶民の食べものとして人気があって、今でも低GI食品として優秀なのではないか。それが糖質が多いからよくないって一体どういうことなのだろうか。

一般的にご飯、パスタ、うどんはダメなような感じがするが、十割そばはヘルシーなんだろうなと思う。でもこれはあくまでもイメージであって、なんとなく十割そばはカラダに良い主食と思い込んでる節がある。

そして蕎麦焼酎のそば湯割りというとても美味しい酒の飲み方もあり、酒とはいえ実に健康的なイメージがそば湯、そして蕎麦焼酎にはあったりもする。

デンプンの固まりなのか

ところがそば粉は糖質、つまりデンプンの固まりであって、十割そばでさえも、小麦粉(もちろんデンプン主体)を2割ミックスしたニ八そばも、あまり食べてはいけないようなのだ。これはズルいのではないか。

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確かに糖質オフでセーブするのは、カロリーでも脂質でもなく、あくまで糖質だという突きつけられた厳然たる事実がある。いや、わかる。とろろそばなんてもってのほか、かきあげそばなんて言語道断ときている。いや、わかるけどね。言っていることはわかるよ。

加えて玄米や田舎そばのように、精製度低めの糖質なら大丈夫かと思ったら、糖質は食後の2時間後までに100%血糖に変わってしまい、肥満の根源であるインスリンを追加分泌させてしまうようなのだ。なんなんだいったい。

もう精製度やGI値なんか関係なく、とにかく糖質の絶対量を減らさないといけないらしい。しかし、一体全体どうなってんのって感じ。蕎麦って一体何だったのか。

蕎麦の糖質量

一応「食品別糖質量ハンドブック」で蕎麦の糖質量を調べてみる。

  • かけそば(めん170g)糖質47.3g 269kcal
  • 天ぷらそば(めん170gえび20g)糖質49.6g 321kcal
  • 冷やしそば(めん170g)糖質44.6g 245kcal

なかなかの糖質量である。比較するために他の主食においては

  • ごはん(白米150g)糖質55.2g 252kcal
  • チャーハン(ごはん200g肉30g卵30g)糖質76.8g 567kcal
  • かけうどん(めん250g)糖質58.5g 307kcal
  • しょうゆラーメン(めん230gチャーシュー20g)糖質60.1g 380kcal

と、まあみなさん凄い糖質量である。

一日主食を2食抜くと「スタンダード糖質制限」ということであれば、一日の糖質摂取量の目安は70g~100gらしい。えび1本の天ぷらそばは糖質49.6g、かき揚げそばだと63.9gのようで、確かに糖質量からすれば食べないに越したことは無いのだろう。

蕎麦が好きなのだ

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しかし、しかしである。蕎麦が好きなのだ。それを糖質、糖質、糖質、糖質と言われてもなぁ、という気がしている。

でも結局たまに食べるのであればいいんでしょ、という投げやりな結論になる。食べ過ぎたり、ずっとそればかり食べ続けるのがよくないんでしょ、となる。

でもこれから年をとっても蕎麦は食べない方がいいのだろうか。糖質を摂らない方がいいのだろうか。まぁ食べない方がいいのかもしれないけど、これからも蕎麦を食べて生きていきたいのだ。

でも週末ぐらいはいいよね、と自分に言い聞かせる。本当は週3ぐらいは食べたいのだけど、やっぱりよくないのかね、だめなのかね、でもいいじゃん、いいよね、と毎日悩んでいる。

 

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