Small Things

感じたこと、考えたこと

家で飲む酒、万年筆でつける日記

家で飲む酒はたいていの場合、それほど飲みすぎることはない。深酒になることはないし、いつのまにか眠くなって寝るだけだ。

f:id:rocketboy_miya:20200728134713j:image

平日はいかに睡眠時間を確保するかが大切である。よって20時ぐらいから夕食をとりながら飲み始め、21時に日記をつけ、また少し飲んでから22時には寝ることが多い。

かと言って週末でも飲みすぎることはあまりない。何かのスイッチが入ってしまって、ガンガンいくこともなく、外で飲むより酒の量は確実に減っている感じがする。

そしてなによりお金がかからない。もちろん酒代はかかるが、家で飲む酒はとにかく安い。ウイスキーのソーダ割り、すなわちハイボールを自分でよく作るが、ウイスキーを45ml使うとして、1000円ぐらいで買ったホワイトホース であれば16杯飲める。一杯あたり62.5円である。もちろん炭酸代もかかるが、ウイスキー代70円以下でハイボールが飲めるのだ。

それに誰かと話したりもしない。店を変えることもしない。そして電車に揺られ家に帰ってくるという手間もかからない。まぁ楽である。

あと最近はすぐお腹がいっぱいになってしまう。リビングの椅子が硬いのですぐに疲れてしまうこともある。そういう時は、もうその場で小休止である。

ソファーでゆっくり休みながら、バラエティ番組や将棋中継を見たり、本や雑誌を読んだり、音楽を聴いたりする。でも少しは酔っ払っているので、基本的にいい気分なのだ。そしてたいていウトウトしてしまう。でもこのまま寝てしまうわけにはいかない。

f:id:rocketboy_miya:20200728161958j:plain

今までは21時50分に「日記を書く」とリマインダーの通知があがるように設定していた。今は1時間前倒して20時50分に通知がくるようにしている。日記は寝る直前につけなければならないというルールも無いし、21時ぐらいに1日を振り返ったって何の問題も無い。

日記は形式から入ると続かなくなる。もういつから始めても、何文字でも、何を書いてもいい。日記は人に見せるものではなく、自分だけしか読み返すことはない。だからかしこまってきれいに書く必要もない。

何を書いていいのかわからない時は、事実を書くだけでいい。日記には、今日はこういうことをした、ああいうことをした、という行動を書く方が日記本来の主旨にあっていると思う。その行動に対する感想まで書いてしまうと重くなる。寝る前に1日の行動を2〜3分振り返って書くだけだ。

「雨、蒸し暑い。朝は抜く、昼は初めていく居酒屋で刺身定食。夜、唐揚げ、ブラックニッカのソーダ割り。ビデオであちこちオードリーを観る。ジェネイ・アイコの新譜を聴く。」こんな感じである。

日記をつけないと今日の自分を感じることができない。夕食のときに飲み始めて、テレビを観て、本を読んで、音楽を聴いて、寝る、それだけだと今日の自分を振り返ることができない。そして今日あったことは二度と思い出せない可能性がある。

気に入っている万年筆のフタを取るとき、今日は何したっけ、と考え始める。そして今日した行動を書き記す。たったそれだけ。

万年筆は毎日使った方がいいと言われる。油断するとすぐに書き味が悪くなってインク交換となる。交換は交換でまた楽しいのだけど、毎日万年筆のフタをとる瞬間でそろそろ1日が終わる感じがする。

 

small-things.hatenablog.com