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感じたこと、考えたこと

どん兵衛の天ぷらそばに、たまごを落としコロッケを乗せて食べる

日清どん兵衛初心者である。

完全にどん兵衛にわかであり、今までの人生で両手、いや片手で数えられるぐらいしか食べた経験がないかもしれない。でも蕎麦は好きだ。急に蕎麦を食べたくなったときは立ち食い蕎麦、もしくはコンビニのお弁当コーナーにある蕎麦を買うことが多い。その時はもちろんセブンである。セブンの蕎麦が好きなのだ。

それが今はどん兵衛である。急にどん兵衛である。きっかけはそう年末の星野源さんと吉岡里帆さんのテレビCMだ。なんなんですか、あのほっこりとしたシアワセな気分になれるCMは。どん兵衛を食べる男に星野源さん、ふっくら可愛い「どんぎつね」役に吉岡里帆さん。なにこのハッピー感満載にして、メロウで青春指数高めのキュンキュンするCMは。1日1回観ることで心洗われ、どん兵衛無くしてはもう生きていけなくなる。もうずっと観ていたい。 

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吉岡さんは「きつねうどんの化身」らしく、「どんぎつねの嫉妬編」では星野源さんが天ぷらそばを食べるのがちょっと面白くなくて、怒ったり、すねたり、そして本来見せてはいけない姿を星野さんに見られたりして、もうほんとに素敵である。

そしてCMにかなりの影響を受けて買ってきたのが「日清のどん兵衛 天ぷらそば (東)」である。東日本のどん兵衛はかつおだしを効かせたつゆであり、西日本は昆布だし主体の薄味のようだ。 

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久しぶりのどん兵衛ということで、そのままのプレーンなどん兵衛を食べるべきだったかもしれないが、私にとってのどん兵衛は、たまごとコロッケを投入する。にわかの割にイキっている感じもするが、公式に「月見ポケット」の導入でたまごが推奨されており、加えて温かい蕎麦となるとコロッケを乗せたくなってしまうのだ。

Webに掲載されているどんぎつねの1st写真集がまた素晴らしい出来である。この写真集を見ながら月見コロッケ天ぷらどん兵衛を食べるのだ。シアワセだ。本当にシアワセだ。写真集の中ではどんぎつねも天ぷらそばを食べている。そこにまた共感する。

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月見ポケットのおかげで月見そばが簡単に作ることができるようになった。荒廃した水のない世界、そう枯山水の中にポッカリと現れたたまご専用の穴。この発想。素直に嬉しく思う。ただお湯をかける前にたまごを落とす必要がある。その際、どん兵衛のフタはどうすればいいのだろうか。公式の作り方によるとフタを一気にすべて取ってから、月見ポケットにたまごを落としているように見える。そして外側からゆっくり白身だけにお湯をかけている。その時もフタは無い。

そして3分待つ。公式ではその時にまたフタが登場する。ということはフタは全部取ってしまい、たまごと粉末、そして熱湯をそそいだ後に、取ってしまったフタを再度して箸やスープで押さえるという感じなのだろうか。フタを半分開けた状態ではたまごを落とすのは少し難しいのだ。

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コロッケそば。これには苦言を呈する方々も多いとは思うが、東日本の立ち食いソバにしか存在しないであろうコロッケそば。なぜ揚げ物のコロッケなのか、すぐグダグダになってしまうコロッケの存在意義はなんなのか、なぜコロッケで蕎麦汁をジャガイモまみれにしてしまうのか、そこに何か意味はあるのか。いや、意味なんていらない、好きなものを乗せて食べるだけだ。そこにどん兵衛があるからコロッケを乗せるだけだ。天ぷらはどん兵衛純正パリパリのが付いてくるのだから。

どん兵衛にはたまごを落とし、冷たいコロッケを乗せる。コロッケは冷たい方がいい。月見コロッケ天ぷらどん兵衛。これが自分にとってのどん兵衛の完成形だ。但しどん兵衛「にわか」なので自信はない。 

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こんな写真を撮っている時間はない。どんどん伸びていく。でも伸びたら伸びたでそれもまたどん兵衛である。どん兵衛を撮るときは一眼レフで撮るようにしている。そこにも特に意味はない。

 

 
 
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