カバンが重い気がする。気のせいだろうか。
重いと言われるカバン
平日はリュック型のビジネスバック、休日はカジュアルなリュックで行動しているが、なんとなくカバンが重い（と言われる）。いやいや、最低限のものを入れているつもりなので、それは気のせいであって欲しい。ただ同僚や友人、家族にカバンの重さがバレた時はきまりが悪い。確実に「重い！」と言われる。いや叫ばれる。よく飲み会とかで「荷物はこちらにー」と一瞬荷物を持ってもらう時があるが100%「重い！」と言われ、100％「何が入ってるの？」と、あまり話したくない展開になっていく。よって「もう誰もこのカバンには触らせないんだからね！」ぐらいのコンプレックスに満ち溢れているのだ。すべて必要なものばかりなのに。
ノートPC
重そうなものはまずノートPCかもしれないが、1.1kgのLet'snote（レッツノート）NX3なので電源ケーブルを入れても普通の重さである。というか軽い。これを重いという人はいないと思うがこのノートPCが軽いという事実だけは譲れない。一方ポメラDM200にすると580gとなるのでかなり軽くなるが、今ポメラの使い方に苦慮しており、ノートPCの代替にポメラというよりは、ノートPCに追いポメラとなって2台体制となることが予想される。これはこれで悶絶である。
ノートPCを常に持ち歩く必要があるのかと問い詰められると、「あ、すいません、でも必要なんです」ぐらいしか答えられないのだが、やっぱり常に「書く体制」は準備しておきたいという想いが強い。何をそんなに書くのか、と問われると、このブログだったり、アレだったり、ソレだったりと明確に言えないので説得力に欠ける。でも「スマホでいいのでは？」と問われれば「あぁ、確かに、でもフリック入力苦手なんですよねーアハハハハ」ぐらいしか返せない表現力と語彙力の無さよ。
ミラーレス一眼
あとミラーレス一眼のカメラも365日持ち歩いている。これはスマホ以前からカメラを常に持って出掛けるという習慣があり、スマホ全盛の今になってもカメラを持ってないとなぜか不安になるのである。そしてカメラを忘れてしまった日は、なんとなく落ち着かなくなり、すぐ家に帰ることになる。
以前はRICOHのGRだったが、今はPanasonicのDMC-GX7MK2にパナライカの15mm / F1.7を付けっぱなしにして持ち歩いている。重さもボディが426gでレンズが115g、カメラ全体でも541gである。特に重いとも思わないが、なんとなくズッシリくるのが逆に気に入っている。
Kindle Oasis
Amazonのセールの時に買った電子書籍リーダーのOasis。 時間が少しでもできれば何かしら本は読みたいので、外出時には絶対忘れることができない。もしも壊れた時用に予備のKindle Paperwhiteも携行したくなるが、それはiPhoneで代替すると（仕方なく）決めてOasis 1台を持ち歩くにとどめている。重さも188gと軽すぎるので、持ち歩いていないのとほぼ一緒である。
紙の本
まさかと思うかもしれないが、紙の本も常に持ち歩いている。電子書籍を読んでいると、なんとなく疲れてきたり、やっぱり紙の本の方がいいなと思う時がある。居酒屋でひとり飲みの時も紙の文庫本がぴたりとハマる感じがする。それとKindleデバイスが壊れた時のバックアップとしての紙の本、という主張は、少し、いやかなり無理があるかもしれない。その時は本屋に行けばいいのだから。
ただ、出張で飛行に乗ることが多いので、やはり離陸・着陸時は紙の本がしっくりくる。おそらく今は離陸・着陸時においてもKindleデバイスなら読んでいても大丈夫なのだろうが、紙の本が無いとドキドキして心臓に悪い。ただなぜか単行本を持ち歩いてしまうのだ。いやいや、それは絶対に重いし、かさばるし、そもそもその単行本のKindle版を買え、というのが正論である。だけど何故か新刊の小説は紙で買ってしまうのだ。だとしたらKindle Oasisには一体何が入っているのだ。
いつも持っていないと不安になる
結局ノートPCも、ミラーレス一眼も、Kindle Oasisも、紙の本も、毎日持ち歩いている。飲み会のあとに電車の中で紙の本を読み、途中喫茶店に寄ってノートPCを取り出してブログを書くなんて多分しない。いや酒を飲んだらブログは書けないし、本を読むことも難しいのに、飲み会に行く時までフル装備なのだ。
もうそこに理由なんてない。 強いて言うなら「いつも持っていないと不安になるから毎日持ち歩く」のだ。でもそれが案外心地いい。
