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普通のおじさんとは何か

あなたは普通のおじさんだろうか。

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普通のおじさんとは

ネットの情報だと35歳を超えるとおじさんゾーンに足を踏み入れ、40歳を超えると完全におじさんとなるらしい。いや、そんなおじさん化の目安は正直どうでもいい。問題は普通のおじさんかどうかである。

実は以前に「普通のおじさん」と見ず知らずの人から呼ばれたことがある。詳細を書くと長くなるため簡潔に言うと、知らない人から「あの人は普通のおじさん」と言われたのである。これはなかなかの破壊力である。

そうか、普通のおじさんだったんだ、と胸が激しく波打ち、膝が訳もなく震えながらも、ホッとしている自分がいた。一般的におじさんを表現する場合、まず見た目で言われることが多い。体格全般、特徴、目立つ行動。それが総合的な評価として「普通のおじさん」だったのだ。

それは特徴がないことの表れかもしれない。たしかに似顔絵も描きにくい顔であり、ちょいワルオヤジ風のカッコ良さも皆無である。普通ということは裏を返せば平凡でありつまらないという事になるが、それで別にいいのかもしれない。普通でいいのだと自分に言い聞かせる。

でも、本当に普通のおじさんなのだろうか。普通のおじさんとは何なのだろうか。

Zeddのこと

まずZedd(ゼッド)が好きである。おじさんにZedd好きがいるかは不明である。そして音楽に関しては毎週チャートをチェックしている。

BillboardのUSチャート、UKチャート、Japanチャートの更新が楽しみであり、加えて毎週リリースされる新曲を横断的にチェックする趣味がある。

世界的に新曲のリリースは金曜日であり、日本では水曜日も多い。New Music Friday / New Music Wednesday というSpotifyのプレイリストの更新が毎週楽しみでならない。

新しい曲との出会いが、毎週そしてこれからもずっと続いていくのがとても楽しい。そんな普通のおじさんである。そしてZEDDはいい。実にいい。

古本と中古レコ屋のこと

普通のおじさんと言えば、本とレコード、CD、DVDである。サブスクでもいいのだけど、やっぱりフィジカルを求めてしまう傾向にある。

ただ残念ながらこの趣味を共有する知り合いはいない。古本屋や中古レコ屋に行けば、同じ趣味のおじさんはたくさんいるが、その知らない人達が普通のおじさんかどうかは分からない。もちろん交流はない。

でもこの探すという行為もずっと続けられる趣味であり、その日に見つけた一冊の本、一枚のレコードを読んだり聴いたりする瞬間が好きなのだ。

一人飲みのこと

おじさんなので酒が好きである。但し酒を飲み始めたのは遅く、若い頃はあまり飲まなかった。

それが突然一人飲みに目覚めて、全国の居酒屋を訪問したり、居酒屋で一人飲むのが楽しくなった。一人と言っても常連さん達と知り合いになっていくので、一人とは言えない一人飲みである。

そして普通のおじさんであれば、きれいな飲み方を心掛ける必要がある。但し今は居酒屋に行くことは自粛している。こればかりは仕方ない。

カメラとKindleとポメラのこと

毎日持ち歩くもの、それはカメラとKindle Paperwhiteそしてポメラである。ちょっと普通のおじさんから逸脱している感じもするが、撮る、読む、書くものは常に常備していないと落ち着かない。

加えて万年筆、メモ帳も持ち歩く。そしてペンケースも。よってカバンが重くなる。重いかばんは、ある意味おじさんの象徴でもある。

結局見た目が普通の人

ある時「普通のおじさん」と見ず知らずの人から呼ばれた。それは見た目が普通におじさんだったということで、それ以上でもそれ以下でもない。それはそれで仕方ない。普通であれば特に問題はないと思っている。

そして周りを見まわしても普通のおじさんが実に多いことに改めて気づく。普通でいいのだ。普通のおじさんでいいのだ。普通が一番だ。

そしてまたZeddを聴いている。Zeddの新曲はとても素晴らしい。

 

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