本を読むときに音楽は必要だろうか。
電車のガタンゴトン、そして自然音であれば特に問題ない。
最近よくコメダ珈琲へ行く。コメダで流れるBGMは作業や読書の妨げにならないのでこれも問題ない。逆に心地いい。
ただ、おしゃべりが盛んな人たちのそばに座ってしまったら最後。イヤホンを付けざるを得ない状況に追い込まれる。その状態で作業をしたり本を読むことになる。
その時何を聴くか。まずは近くにいる他人のおしゃべりの声を消すこと、そしてゆったりと作業をしたり本が読めることが条件である。
radikoで聴きのがしたTBS「アフター6ジャンクション」を聴きたくなるが、そこはグッとこらえる。ラジオを聴いてしまうと、完全にラジオに集中してしまい、もう何も出来なくなる。Podcastも同様で、音声コンテンツはキケンである。
となると音楽である。真っ先に思いつくのがAppleMusicの「読書にどっぷり」というプレイリスト。エレクトロ、アンビエント中心の選曲がとても気に入っている。そこから気に入ったアーティストを深堀したり、音楽の幅も広がってくる。
あとアジカンのGotchこと後藤正文氏がすべての楽器を演奏した1曲で約46分の読書用アンビエントミュージックも聴く。音楽というより正に読者音である。
できれば音量はあまりあげたくないのだけど、かなり盛り上がっているグループのおしゃべり音をアンビエント・ミュージックで消すとなると、ボリュームをかなり上げることとなり、なんとなく不自然な感じになる。ベストな音量を探し出す。
あとはジャズ。定番コルトレーンの「バラード」でもいいのだけど、知っているアルバムより、今まで聴いたことのないアルバムを聴く方が読書の時にはいいのかもしれない。
SpotifyやAmazonには読書用のジャズもある。
でもアンビエント、チルアウト、エレクトロニカのプレイリストを聴いていると音楽が邪魔にならずに、心地よく読書ができるのは確か。まわりのおしゃべりが消えるかどうかはもう運である。