1月2日に居酒屋へ行った。
カウンター8席、テーブル、小上がり合わせて、10数人ぐらいで満席となる、こじんまりとした地元の居酒屋。すでに予約で満席であり、近くの人たちにずっと愛されている店なんだなと改めて感じた。
お通しもお正月、そしてウサギの箸置きも。
この日は大将から振る舞い酒が出され、金粉をまぶした「綿屋」という酒を頂いた。
これは美味しかった。
「綿屋」の新酒・干支ラベル(純米生原酒)で米の味わいと酸味のバランスが丁度よく、お隣の常連さんはお代わりしていたが、確かに旨くて料理とよく合う。
今年は兎年であり、加えて女将のウサギ愛からか、ウサギラベルの酒を、かなりの種類仕入れており、ウサギのラベルを眺めながら、店内に流れている昭和歌謡を聞きながら飲む日本酒もいいものだなぁ、数年ぶりの正月一人飲みもいいもんだなぁ、と思いながら飲んでいた。
元旦は朝から家で酒を飲んでいたこともあり、途中で眠くなってしまい、最後はなんとなく気分が優れずに早く寝てしまった。
朝から酒を飲むのは一年で元旦だけであり、昼間から酒を飲むことも今はもうない。
ようは昼から酒を飲む時に、どのようなペースで、どう休憩をとりながら、昼寝もしながら、夜の晩酌を迎えるか、そのペースがもうわからなくなっている。
よってこの1月2日は朝も昼も酒は飲まずに、ノンアルビールと炭酸水で過ごし、夕方の居酒屋に備えた。
これが奏功し、とても気分よく瓶ビールからスタートし、兎ラベルの日本酒をお燗で1合、そしていつもの酒を追加で半合飲んだ。
これくらいでもうほろ酔いになるし、気分よく家に帰ることができる。
そして家では録画してあった「晩酌の流儀」と「孤独のグルメ」の年末スペシャルを見た。
もう居酒屋での一人飲みなんて戻ってこないと思っていたけれど、新年から居酒屋に行くことができ、居酒屋の正月ならではの根付を頂き、とてもいい1月2日だったなと思った。
2023年は数年ぶりに地元で、そして旅先で、一人飲みを続けていけたらと思った。
特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」
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