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オギワラかハギワラか、その判別方法と最終手段

オギワラかハギワラか、たまにわからなくなる。

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オギかハギか

「荻」はオギであり、「萩」はハギである。いや、普通は読むことが出来る。平常心であれば問題ない。ただ突然「荻原」という漢字を目の前に出され、一瞬で、それも0.0001秒くらいで「オギワラ」と言える自信がない。

まず「くさかんむり」は一緒なので、漢字が構成されている「けものへん」みたいなものと、「のぎへん」みたいなもので、見分けるしかない。

オギとハギの判断基準

でも心のどこかで、まずこの漢字は「ハギ」なのかどうか、と考えている節がある。ハギの方が芸能人の苗字として、馴染みのある漢字である。まずはハギかどうかである。

萩原健一さん、萩原流行さん、萩原聖人さんが有名な「ハギ」さんである。荻か萩かを示された場合、これはショーケンの萩原という漢字なのかどうか、ここが重要なポイントだと頭の中で考えている可能性が高い。

一方「オギ」さんと言えばスキー・ノルディック複合の荻原健司(おぎわらけんじ)さんである。この萩原健一さんなのか、荻原健司さんなのか、名前の「健」の字が一緒なのでより一層複雑化されている。

迷った時

萩、もしくは荻という漢字と出会った瞬間、「傷だらけの天使」なのか「スキー・ノルディック複合」なのか。そこで約1秒ぐらい考えて「ハギ」「オギ」と発声、もしくは読んでいるのかもしれない。

ただ「ハギ」とも「オギ」とも発声せずに、一か八か「んギワラ」と言うことで、どちらでも通じることを知った。これはとっさの時にとても便利な手法だと気づいたのだ。

「あ〜そうそう、んギワラさんね〜」と早口で言うことにより、ほぼバレる事はない。大変失礼なのは承知の上で、こっそり「んギワラ」さんと言っている。

まさかコウカミさんだったとは

あと鴻上尚史さんが「こうかみしょうじ」さんである、ということを最近になって認識した。実を言うとずっと「ウジョウ」さんと読んでいた。発声する事は無かったのだけど、あの人生相談を読むたびに、ウジョウさんと読んでいたのだ。

でもある時、これは「う(鵜)」という漢字ではないのではないか、これは「こう(鴻)」ではないのか、とふと思ったのだ。そして調べた結果「コウカミ」さんだった。衝撃的だった。

芸能人の方々

これはもう言い訳すらできないが、もちろん忽那汐里さんという漢字も完全にギブアップ状態である。ネ、ネ、ネギ(葱)じゃないよね、で止まってしまう。ただ米津玄師(よねづけんし)さん、黒木華(くろきはる)さん、武井咲(たけいえみ)さんはクリアしている。すっと読むことができる。

柳楽優弥(やぎらゆうや)さんは、油断すると一瞬詰まってしまい出遅れる時もあるが、もし間違ってしまったら、映画ファブルにおける小島役の柳楽さんなら許してくれそうにない。絶対に間違えることは出来ない。今は忽那汐里さんもすっと自然体で「くつなしおり」さんと読めるようになった。

オギとハギで1秒

でも「オギ」と「ハギ」はまだ一瞬では判断出来ないのがつらい。子供ではないのだ。おっさんなのだ。おっさんなのに1秒は考えてしまう。

もし萩原くんという友人がいたら、あだ名はハギちゃんである。荻原さんという友人がいたら、あだ名はオギちゃんである。人生は巡り合わせである。ハギちゃんもオギちゃんも僕の周りにはいなかった。

だから大変失礼とは思いつつ、今でも「んギワラ」さんという最終手段をとってしまう。そんな「んギワラ」さんと呼ぶ僕を許して欲しい。

 

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