PCに限らずモノは壊れるか、調子が悪くなるか、あーもうだめだ使えない、と思うまでは使い続けることが普通ではないのでしょうか。
特にPCの場合は、壊れるまで（うんともすんともいわない、立ち上がらない）、遅いなーと感じるまで（作業に支障の出る遅さになったり、フリーズしたり）、Windowsのサポートが終了する等の事象が発生するまでは、特に買い替えたいとも思わないのです。
「古いPCを使い続けると、1台あたり35万円分のロスを生み出している」と言われても、はぁそうですか、会社のPCのことですかね、でも家のPCは特に不満もないですし、となってしまいます。もっと短いスパンで買い換えた方が良いと言われていますが、家で使用しているPCは、なかなかそうはいかないですよね。
動いている物を買い換えたりするのは、感覚的にも、感情的にも、経済的にも、とても難しいと感じます。家のPCはそもそも持ち歩かない前提なので全部入りのPCを使い倒して、壊れたらまたDVDドライブ搭載でOffice付きの全部入りを買う。そこで多少でも速くなったことが少し嬉しいと思うのです。光学ドライブは外付けで、というのももちろん分かりますが、一体となっている方が家庭用には何かと都合がいいんですよね。
先日個人用に中古のノートPCを買いました。PanasonicのレッツノートのNX2とSX3の2台。かなり古い法人モデルのようですが、メモリー8GB、SSD256GBになっており、とても軽くて、軽快に動作するのでいつも持ち歩いてます。見た目はあまりカッコよくないし、スピーカーもモノラルなのですが、それでも使えるPCということが重要なのでかなり気に入ってます。そして1台はSXという光学ドライブ搭載モデルを選びました。
旅行に行く時や普段使いにおいても、急にCDやDVDを使いたい時があって、その時のために普段持ち歩くモバイルPCで光学ドライブ搭載モデルのSXは本当に貴重だと感じてます。旅先で古書店や中古レコ屋・CD屋めぐりが好きで、特にCDはその旅先で聴きたくなってしまうときもあるのです。ジャズやメタルや落語や、サブスクに無い映画とか。普段の生活の中でも「今聴きたい、今見たい」ということもあります。子供じゃないんだから...とも確かに思いますが。
だとしたらポータブルCD/DVDプレイヤーを持ち歩いた方がいいのかもしれませんが、普段はポータブルCD/DVDとして、そしてPCへの接続も可能、という商品があれば嬉しい感じがします。そのようなものがあるのかは分かりませんし、確実に需要は少ないと思われますね...。
確かにDVDレンタルもしなくなり、フィジカル・ディスク自体がもう時代錯誤的なメディアなのかもしれませんが、まだまだフィジカル自体が好きなので困ります。今のところ家のPCにはDVDドライブは必須、そして普段持ち歩くノートPCにも出来ればあった方がいい。Officeもあった方がいい。結局構成は何も変わらず。
モダンPCはカッコいいので、いいなーとは思いますが、高額なこともあってなかなか手が出ません。おそらく一生手に入れることはないだろうと思うのです。中古で2万～4万もあればWindows10 PCが買えてしまいますし、今後も家のPCは全部入り、そして持ち歩くのは軽いノートPC、出来ればDVDドライブ付き。PCに関してはこのような思いからしばらくは変わらなそうです。
