Small Things

感じたこと、考えたこと

レンズキャップを無くした時の喪失感

カメラのレンズキャップは意外と無くならない。

特に一眼レフのレンズキャップはズボンのポケットに入れておくと案外無くならないものだ。たまに、あれ、ないな、と思った時も、どこからか見つかることが多い。ただいつも気を遣っていなければならないのが困る。

今はPanasonic GX7MK2に、LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPHを装着して持ち歩いているが、フードは付けずにデコレーションリング(SFC0089)に、レンズキャップ(SYF0001)をつけている。フードを装着するとボディとレンズの大きさと比べて少し大袈裟な感じがしてしまうので、フードを付ける機会は少ない。フード自体は家のどこかにあるだろうが、おそらく探しても見つからない気がする。カメラの付属品は一度無くなってしまうとまず見つからない。

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土曜日は新橋で飲んだ。鶴松という人気のやきとん屋で、安くて美味しいのでいつも利用している。自分で炭火の上で焼くスタイルなので、写真を撮るのも楽しい被写体である。そこでは普通に数枚撮った。その時はリュックの中からカメラを出し、レンズキャップはリュックの中にしまい、この時点では確実にキャップは存在した。

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二次会は東京ニュー新橋ビルの味仙に行った。秘伝の旨辛 元祖・台湾ラーメンとの事で、台湾ラーメンが辛くて皆むせていた。そしてこのニンニクチャーハンがおいしくてなんだかホッとした。ここでレンズキャップがどうしたのか、そしてどうなったか、それは記憶にない。SDカードには数枚の写真が残されている。

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そして地元に戻ってワインバーへ。そこではワインとジャックのハイボールを頂き、写真も数枚残っているがあまり記憶にない。この時点でかなり気持ちよく酔っぱらっている。よってこの気持ちよくなっている状態でカメラなんて出してはいけないのだ。次に深夜までやっている居酒屋へ。写真は残っていなかったのでカメラを出してはいないようだ。となると、おそらく新橋の味仙で落としたのか、地元のワインバーで落としたか。

そもそもフロントのレンズキャップは必要なのだろうか。レンズ保護のためのプロテクターフィルターは付けないため、一応レンズキャップぐらいはつけておくか、という感じであり、ミラーレス一眼の場合はそのキャップの小ささもあってかなり気を遣う。ただレンズが丸見えだとさすがに気になってしまうので、新たにレンズキャップを探すことになる。

カメラのアクセサリーと言えばやはりヨドバシである。まったく同じキャップは無いようだが、Panasonic純正のDMW-LFC46 [レンズキャップ 46mm用]という商品があった。556円である。これは中央をつまんで取り外しするタイプなので、パナライカ15mmにフードをつけていても装着可能なキャップらしい。これで556円なら毎回気をもむ必要もない。

あと無くしがちなのがホットシューカバー(VKF5259)である。これが曲者である。一応確認したらヨドバシで880円。ホットシューカバーなのにかなりの高額。いらないって言えばいらないのだけど、ついていないと気になるのだ。そしてホットシューカバーはいつの間にか無くなっていることがほとんど。いや、カメラのアクセサリーはすべてにおいて、いつの間にか無くなってしまうのだ。その時の喪失感と空虚感は異常である。 

パナソニック レンズキャップ DMW-LFC46

パナソニック レンズキャップ DMW-LFC46

  • 発売日: 2010/12/03
  • メディア: Camera