Small Things

感じたこと、考えたこと

週末の過ごし方を緻密に考えながら平日を過ごす

三連休明けの平日である。

今回の三連休は土曜・日曜・月曜だったので、平日は火曜日から始まり1日少ない。このアドバンテージがまずある事が重要である。そしてこのアドバンテージは火曜日には発生しない。効果が現れるのは水曜日か木曜日だ。この水曜日と木曜日に「あっもう水曜日だ!よしよし」「あっ木曜日だ!よしよし」と思うかどうかである。これを噛みしめて言うか、独り言で呟くかどうかだ。この「よしよし」という余裕がとても大切である。そして一気に金曜日がやってくるのであれば、連休明けの平日は一気に駆け抜けていく。

ふと電子時計を見ると木曜日だった。え、もう木曜日?いや、水曜日のはずだけど…と思ってもう一度時計を見るとやっぱり木曜日だ。いや待てよ、でも何かが違う…あっ年が1970年になってる。という事は、この電子時計は2020年を刻む事が出来なかったのだ。確か平成元年に何かの記念品として貰った小さな電子置時計だ。30年以上時を刻み、また1970年に回帰した電子時計。一瞬木曜日の気分にさせてくれたが、2020年の今はまだ水曜日なのだ。

休日の予定は人それぞれ最優先事項がある。以前はジムだった。ジムにハマるととにかくすべてがジム中心になる。エアロやステップのスケジュールで休館日以外はすべての曜日が埋まる。飲み会の予定はもちろん休館日しかあり得ない。ジムのスタジオレッスンにハマるとそれはそれでもう後戻り出来ないのだ。

そして今通っているジムは曜日固定ではなく毎日レッスンが変わるタイプである。追加料金を払えばどの店舗にも行くことが出来る。よってイントラを追っかける、追っかける、追っかける、課金、課金、課金。そこには阿鼻叫喚の世界が存在する。今現在は落ち着きを取り戻しライトなジム通いとなったが、あの熱狂の中にはもう戻れない。週末はゆったりと過ごしたいと思うようになった。

土曜日の朝は7時からピーター・バラカンさんのラジオ「ウィークエンドサンシャイン」があるため、始まるまでには絶対に起きたい。その決意は固い。出来れば朝6時には起きてコーヒーでも飲みながらゆったりと目を覚ましたい。出来れば風呂にでも入りたいくらいだ。結局7時過ぎギリギリに起きることが多いため、6時に起きるぞとまた決意する。以前は8時半までに起きることができれば勝ち、8時半過ぎたら負けとしていたが、今は7時20分絶対死守である。

ラジオを聴きながらヤマザキバーガーを少しだけ温めて4つにピザ切りしてからつまむことが多い。となるとヤマザキバーガーを金曜日に買う必要がある。ヤマザキバーガーを買う、とToDoに入力する。でも金の食パンも食べたい、いや日曜日はやっぱりベーグルか。だとすると土曜日に業務スーパーで冷凍のベーグルを買いに行くか。土曜日に業務スーパーでベーグルを買う、とToDoに入力する。

土曜日は特に予定がないが、ジムはちょっとやめておこう。あ、肉を買っておくか。土曜か日曜に絶対肉を食べたくなる。肉と言えば東上野の上野肉店である。焼肉のタレも上野肉店で買う必要がある。キムチは第一物産で買う。この流れ。ただ上野肉店は18時までだ。ちょっと待て。金曜日の仕事終わりに果たして行けるのか。いや土曜日に古書店と中古レコ屋に行きつつ上野に寄るか。そうしよう。上野で肉、とToDoに入力する。

あと新潮文庫のサガンさんを探しに行きたかったんだ。サガンとはフランソワーズ・サガンの事で、新潮文庫から全盛期は16冊も出ていたらしい。16冊ってすごくないか。今は数冊を残して絶版。その16冊をすべて集めたい。でも神保町行くなら土曜日か。ピーター・バラカンさんのラジオを聴いてから、なんだか忙しい土曜日になるような感じになってきた。ToDo管理大丈夫なのか…。

週末の過ごし方は緻密に考えたい。それは平日、特に水曜日と木曜日に考えたい。そしてToDoに入力したいのだ。それがなんだか楽しいのだ。

 

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