BRUTUSの朝ごはんの特集号。
「最高の朝食を。」「続・最高の朝食を。」という2011年と2015年に発売された号を未だに見返している。今は朝食抜きの時も多いのに、たまに読み返してしまう不思議な特集である。
それぞれの号で「好きな朝食の話。」として30~40人の朝食が紹介され、意外にご飯と味噌汁を食べている方々が多いのに驚く。実はもうここ何年もの間、ご飯と味噌汁の組み合わせで朝食をとる習慣がなくなってきており、掲載されている政治家の小沢一郎氏のご飯と豆腐の味噌汁、そして鮭焼きと煮物の組み合わせがとても美味しそうだった。
田原総一朗さんが20年間食べ続けている朝食が紹介されている。目玉焼きにバターたっぷりのトースト、木村屋のあんぱん、リンゴジュース、ウーロン茶、温かい紅茶と、ちょっと糖質よりではあるものの、目玉焼きとあんぱんの組み合わせとか、試したことが無いゆえに、なんだか不思議とそそられる。飲み物の組み合わせも魅力的だ。
ピーター・バラカンさんも、30年間変わらないメニューとして紹介されており、全粒粉のベーグルとミルクティー、そして果物という組み合わせである。ベーグルは半分に切ったものをさらに半分に切って、レバーペースト、レモンカード、クリームチーズ、グレープフルーツ・マーマレードを少しづつ塗っていくとのことで、まったく知らない世界である。おっ!これは!真似したい!という衝動が何度何度も押し寄せてきたが、ずっと実現出来ずにいた。それは現在糖質制限中の身の上であるため、みずからちゅうちょしているのだ。多分。
とは言うものの、ついにベーグルを買ってきた。BAGEL & BAGELというベーグル専門店チェーンで購入したが、ベーグルってまぁまぁ高い。1つ200円って高級なのか、普通なのかも分からないが、200円だとなかなかの贅沢品である。少し調べてみたら業務用スーパーでは、冷凍直輸入品でお手頃なベーグルもあるようだ。
そしてピーター・バラカンさんの朝食を目指すべくBAGEL & BAGELのプレーン・ベーグルにクリームチーズを塗って食べてみた。レモンカードやマーマレードは、それって何?みたいな存在のため、まだ手に入れてない。
うん、確かに旨い。ベーグルは焼いてみたがサクサク、モチモチ感がたまらなく旨い。これは確実にハマりそうだ。ただ美味しく食べていると、パンを食べていること自体、なぜか後ろめたい感情が押し寄せてくる。悲しい。
やっぱり私の朝食は、ソーセージか、ゆで卵か、ローソンで焼き鳥とかが似合っているような感じがしてならない。でもベーグルにクリームチーズはほんと危険な美味しさなのだ。また買ってくる。
BRUTUS (ブルータス) 2011年 6/15号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2011/06/01
- メディア: 雑誌
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