Small Things

感じたこと、考えたこと

JGC最大のメリットはトマトジュースだった

 JALにはJALグローバルクラブ(JGC)というJALマイレージバンクの上級組織があるが、昨年「JMBサファイア」というステータスを獲得した事で、これからもずっとサファイア同等のステータス特典が得られる「JALグローバルクラブ(JGC)」に入会した。

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 このJALグローバルクラブ(JGC)の資格を得るためには、回数を乗るか、距離を乗るかが必要であり、回数だと年間50回の搭乗(常に往復なら25往復)で無事クリアとなる。お金も時間もかかるため、個人でJGCへの入会資格を得ることを「修行」「JGC修行」と言うことも多く、果たしてそこまでの苦労が報われるサービスが提供されるのだろうか。

 サファイアでのサービスはいろいろあるが、国内線メイン、荷物は預けない、専用保安検査場も意外と混んでる事もあり

  • ボーナスマイルの付与
  • 優先搭乗
  • サクララウンジの利用
  • 事前指定可能席の拡大

に関しては、多少利用価値が高いと感じる。

 そして羽田ー伊丹線に搭乗する際に衝撃を受けることになる。
 羽田ー伊丹線に限っては、優先搭乗の際に私が取得したJMB/JGCサファイアの上の上級会員であるJMBダイヤモンド、JGCプレミア、ワンワールドエメラルド会員からの搭乗になるが、その列の長さ、人の多さ、つまり超上級会員であるJMBダイヤモンドやJGCプレミア会員の人の多さを実感し、愕然とするのである。

 平日の羽田ー伊丹線は背広姿のサラリーマンでほぼ満席となるが、一旦サクララウンジで心を落ち着かせることにしている。超上級会員の皆様はダイヤモンド・プレミアラウンジというまた1つ上の(おそらく)ゴージャスな(と思われる)ラウンジでくつろいでいるため、顔を合わせることはない。

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 そこでホッとする瞬間がサクララウンジで飲むことができるトマトジュースである。冷たいグラスに注いで飲むこのトマトジュースは本当に美味しいのだ。サクララウンジに食べ物は「あられミックス」しかない。「あられ」である。「あられ」しか無いのである。ダイヤモンド・プレミアラウンジはフードも充実しているらしいが私には未知の領域である。

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 そこで羽田での朝は何かを買ってきてこのサクララウンジで食べることになるのだが、モノレールを降りてすぐのローソンをよく使う。そしてそこで買うのは焼き鳥である。朝から焼き鳥。朝からたんぱく質。朝から糖質制限。そしてこの焼き鳥をローソンで温めてもらい、意外とすいているサクララウンジで食べる。トマトジュースと共に。ダイヤモンド・プレミアラウンジの方々は毎回どのような朝食をとられているのだろうか。

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 今現在のJGCのメリットとしては、ラウンジでとても美味しいトマトジュースを飲むことができ、持ち込んだ焼き鳥を落ち着いて食べられることであると断言する。

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