大阪で「ひやしあめ」という割り材で焼酎を飲んだ。
最近大阪でもホッピーが置いてある店もあるので、甲類焼酎のボトルを注文して、ホッピーで割るか、バイスで割るか、炭酸で割ってカットレモンを絞るか、といういつもの感じでついつい飲んでしまうが、ある日ドリンクメニューに見つけた「ひやしあめ」という文字列。
そもそもひやしあめ(冷やし飴)とは何なのか。
「ひやしあめ」とは湯で溶いた水飴に、生姜の絞り汁を加えた「飴湯(あめゆ)」を冷やしたものらしい。どうやら割り材というよりは、夏に冷やしてそのまま飲むドリンクらしい。関東では見たことがない。
実際飲んでみると、それ程甘くない。
ショウガの風味はするが、ジンジャーエールのようにガツンとは来ず、ちょいピリ程度。それを甲類焼酎で割って飲む。これが意外と旨い。
原材料は、水飴、蜂蜜、砂糖、生姜、香辛料、食塩...となっているため、甘味強めかと思っていたが、実際は甘め弱めでショウガもマイルド、だから甲類焼酎との相性も良い。
発祥自体が関西で、関東に進出するも、今は関西圏のみ。それも大阪、京都が中心で、あとは広島と高知にひやしあめメーカーが存在するらしい。
Amazonでも買えるがケース売りのため、注文するか少し悩む。
まぁ大阪で飲むから旨いのかもしれないが、材料の麦芽水飴は緩やかに血糖値を上げる効果があるらしく、夏バテで食欲がない時に効果的という説、そして生姜と言えば血行を促す作用が効果的という説、よって健康面でも謎効果が期待される「ひやしあめ」を甲類焼酎と割って、家飲みで飲みたいと少し思った。
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